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埼玉県行田市

■有限会社アートスクリーン
▼多品種塗装で多様なニーズに対応
今回は、各種金属の焼付塗装を中心に塗装全般を手掛ける有限会社アートスクリーンを紹介します。
同社は昭和63年10月に創業。当時は、アルミやステンレス、塗装したものなどに印刷を行うスクリーン印刷事業を主体としていましたが、「塗装も自社で」と、平成7年から焼付塗装事業を始め、今では売り上げの約8割を占めています。焼付塗装は、金属製品などに耐久性や美しさを与える塗装方法で、同社では医療機器や自動車部品、音響機材などさまざまな製品に塗装を施しています。依頼品はまず汚れを洗浄し、乾燥させます。その後、塗装しない部分をマスキングしたり、パテで製品を滑らかにしたりした上で、塗装作業に移ります。塗装は、ムラが出ないように塗る技術はもちろん、素材用途に合わせた塗料の選定など豊富な知識や経験を要するため、同社の熟練された職人の手で行われています。
「弊社は、約300種類と多品種の塗料を取り扱っています。それぞれの特性を生かした塗装で、多様なニーズに対応することができるため、幅広い業種の企業様から依頼をお受けすることができます」と代表取締役の佐藤寛美さんは同社の強みを話します。また、顧客第一主義を念頭に、他で断られてしまった難しい案件や利益の出ない依頼にも可能な限り応じ、顧客との信頼関係構築に努めています。
教習所などで使うドライビングシュミレーターは、焼付塗装では細部にわたる塗装が困難ですが、顧客の要望に応えたいと、令和2年にそれを可能とする「紛体塗装」事業を始めました。紛体塗装は、細かい箇所まで塗装ができる他、強度が高く、有害な揮発性有機化合物の排出がないため、環境負荷を低減できることが特長です。この導入により、さらに塗装できるものの幅が広がったそうです。「これからも環境に配慮をしながら、より高品質なものを低価格でスピーディーに提供することにより、お客様に信頼される仕事を続けていきます」と語る佐藤さん。同社の顧客に寄り添ったサービスの提供と塗装技術が、今後も多くの産業の発展につながっていきます。

▽会社プロフィール
代表取締役 佐藤 寛美
事業内容:焼付塗装、紛体塗装、樹脂塗装、スクリーン印刷など
所在地…藤原町1-31-12

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