いきいき行田人(ぎょうだじん)

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■埼玉県高等学校総合文化祭高校写真展で優秀賞を受賞し、全国高等学校総合文化祭写真部門に県代表として出展
根岸　なな弥(み)さん(棚田町・16歳)
今月は昨年11月に行われた第40回埼玉県高等学校総合文化祭高校写真展で優秀賞を受賞し、今年8月に開催される第48回全国高等学校総合文化祭(文化部のインターハイ)写真部門に県代表として出展する県立進修館高等高校2年生の根岸なな弥さんを紹介します。
根岸さんは、小学5年生の頃にいとこが写真撮影をしている姿や実際に撮影した写真を見て、写真に興味を持ち始めたそうです。高校生になり、部活動見学で優しく接してくれた先輩や顧問の先生から写真のことを学びたいと思い、写真部への入部を決意。活動は主に撮影スキル向上のための知識の習得、学校行事の撮影や撮影した写真の編集などをしています。「体育祭や文化祭は自分のクラスの競技や出し物の合間に撮影するため、当日は少し忙しいですが、撮った写真が学校のホームページなどで掲載されるのでやりがいがあります」と話す根岸さん。文化祭では、部員がこれまで撮影した写真を教室に飾り、良い作品に投票してもらう出し物を写真部で企画したそうで、「先輩たちに票が集まる中、私の写真にも票が入りうれしかったです」と笑顔で話してくれました。
第40回埼玉県高等学校総合文化祭高校写真展で応募した写真は昨年8月に写真部の撮影会で訪れた神奈川県鎌倉市での一枚でした。撮影の技術はいとこや顧問の先生から教わっていますが、特に「多く撮る」ことを意識したそうです。「先生から受賞の話を聞いたときはうれしさよりも驚きの方が勝りました」と当時の心境を語ります。根岸さんの作品は、この写真展の後に開かれた選考会で、約2千点を超える作品の中から上位10作品に選ばれ、本年8月に岐阜県で開催される第48回全国高等学校総合文化祭写真部門に県代表として出展されます。
今後について、「これからも学業と部活と両立しながら、インターハイでは良い成績を残せるように頑張ります」と意気込む根岸さん。本格的にカメラを始めてわずか1年で県代表として出展する根岸さんのより一層の成長と活躍が期待されます。