1月12日(日)、産業文化会館ホールで令和7年行田市二十歳を祝う会が開催されます。ここでは、この式典の企画を行ってきた実行委員長と副実行委員長に二十歳を迎えた心境や抱負などを語ってもらいます。
■「自覚と責任」
二十歳という人生の新たなスタートに立った今、私は、幼い頃からここまで育ててくれた両親、先生、地域の方々、たくさんの方への感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りて感謝を申し上げます。
この20年間は長かったようで短くも感じられますが、「大人への仲間入り」をした今、改めて身が引き締まる思いです。私はまだ学生であり、正直なところ、大人になるということに対しての実感がなく、不安を覚えることもあります。そんな中でも、自分の夢に向かって努力したり、環境の変化やさまざまな人との出会いを経験したりしながら、少しずつ一人前の大人になっていくのだと思います。私は20歳になったから大人になったということではなく、成人になったからこそ大人としての自覚を持ち、責任ある言動をするべきなのだと考えます。今後、困難な壁にぶつかったり、大きな失敗をしたりして挫折を味わうこともあるでしょう。しかし、そうなった時も一生懸命に努力を積み重ねていけば、その経験が糧となり、その分幸せや成果が実ると思います。だからこそ1人で抱え込まないよう、周りの人を助け、時には助けてもらいながら、社会の一員としての自覚と責任を持って行動していきたいと思っています。
最後に、まだまだ未熟な私たちはこれからも家族や周りの方々に頼ることもあると思いますが、感謝の気持ちを忘れずに、少しずつ恩返しをしていきたいと思います。これからもご指導よろしくお願いします。
実行委員長 浅間叶望(あさまかのん)さん(忍中学校出身)
■「出会いに感謝」
二十歳という節目を迎え、これまでの人生を振り返ると、多くの方々との出会いやさまざまな経験がありました。義務教育を終えるまでの15年間は、地域の方々の温かい見守りと、友達や先生、家族の存在が私の心を元気にしてくれました。コロナ禍での高校生活は、不安でいっぱいでしたが、新しい環境の中で新しい仲間と共に、自分たちで何ができるかを考え行動し、何事も最後まで諦めずやり遂げることを経験しました。先生方からは、勉強のみならず、礼儀や人としてのマナーを教えていただきました。数えきれないほどの人々との出会いの中で、切磋琢磨した仲間たちや、私の知らないところで支えてくださった方々の存在が私をここまで導いてくれました。本当にありがとうございました。
二十歳という年齢は、私たちにとって大きな節目の年であると同時に、将来について考えなければならない年だと思います。大学でさらに視野を広げ、変化の激しい時代の中で変化に動じない自分の哲学を持ち、明るい未来を担っていきたいと思います。一人一人の持つ責任の大きさを十分に理解し、一人の大人として相応(ふさわ)しい行動を目指していきます。
最後に、今まで支えてくださった全ての方々に心から感謝申し上げます。そして、皆様の期待に応えられるよう精進してまいります。これからもよろしくお願いいたします。
副実行委員長 根岸一朗(ねぎしいちろう)さん(埼玉中学校出身)
問い合わせ:生涯学習課
【電話】556-8319
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