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自治体の皆さまへ

令和7年 年頭のごあいさつ

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埼玉県行田市

明けましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、輝かしい新年を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年行田市は、市制施行75周年を迎えました。市民の皆様が主体となって実施した各種記念事業をはじめ、節目となる年を市民の皆様と一緒に祝うことができ、大変嬉しく思っております。
また9月には、従前の総合振興計画に代わる新たな市政運営の総合指針として、「行田市基本構想」を策定いたしました。この中では、市が目指す「将来の行田市の姿」として、「義務教育学校で学ぶ子どもたちの姿」や「街なかに残る足袋蔵が改装されてカフェやお店として使われている姿」、「お年寄りや子ども、若者など多様な世代が新しい移動販売車を通じて交流する姿」など、さまざまなシーン別に、イラストを添えたストーリー仕立てで描いています。これをご覧いただくと、行田市が今、どのような街を目指してまちづくりを進めているのか、お分かりいただけると思います。まだご覧になっていない皆様は、ぜひご覧ください。
さて、現在の行田市の最大の課題は、人口減少、とりわけ子どもや若い世代の人口が減少していることです。これを克服するためには、子育て支援や教育の充実、雇用を生み出す企業誘致や開発の促進、そして交通アクセスの改善などの施策を連動させ、「新しい行田の好循環」を生み出すことが必要です。私は市長就任以来、国に先駆けた3歳未満児の保育料無償化やおうち子育て支援事業、市立小中学校を3校の義務教育学校に再編する学校再編の取り組み、企業立地をしやすくするための都市計画マスタープラン見直しなど、さまざまな施策に積極的に取り組んでまいりました。そしてこの1月からは、乗合型A1.オンデマンド交通「うきしろ号」の運行がスタートします。これまでのデマンドタクシーと異なり、お年寄りや障がいのある方だけでなく、市民であればどなたでもご利用いただけますので、皆様の新たな足として、多くの方にご利用いただけることを願っております。
本年も、基本構想で描いた新しい行田へと、皆さんと一緒に取り組んでまいります。市民の皆様には、引き続き市政に対するご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が市民の皆様にとりまして、幸多きすばらしい年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。
行田市長 行田 邦子

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