本市では、概ね10年以内に小・中学校を再編し、義務教育学校3校の設置を目指しています。
■義務教育学校って、何?
学校教育法の改正により、平成28年4月1日から新たな学校の種類として「義務教育学校」の設置が可能となりました。「義務教育学校」は小中一貫校として、義務教育9年間の学びを一貫して行います。全国的に年々設置が進んでおり、令和6年5月時点で238校となっています。
■義務教育学校の特徴は?
義務教育はこれまで「小学校」と「中学校」で別々に担ってきましたが、「義務教育学校」では義務教育9年間の学びを1人の校長の下、1つの学校が担います。例えば、小学校と中学校では別々のカリキュラムや指導方法でしたが、義務教育学校では子どもたちの発達段階を踏まえて、学校全体で一体的・計画的に取り組みを進めていきます。また、子どもたちが中学校の授業スタイルに円滑に移行できるようにするとともに、教員の授業改善を進める観点から、中学校の教員が小学校の授業に参加する「乗り入れ指導」を実施する例などがあります。
本市では、こうした小中一貫教育を行う義務教育学校を設置することで、9年間を通して子どもたちが安心して学び、学力を高めていけるように支援していきます。
※これまでの学校教育の仕組みとこれから本市が目指す学校の姿の図は本紙をご覧ください。
問い合わせ:教育総務課学籍・学校再編担当
【電話】内線5307
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