〜よく噛む習慣について〜
よく噛むことは、脳が活性化し、食べた物が細かく砕かれるので消化に良いということは広く知られていると思います。
よく噛むことを意識づけるために、小魚など硬いものが推奨されることがありますが、「よく噛む」ことは「強く噛みしめる」ことではありません。強く噛みしめることは、重い荷物を運んだり、姿勢を維持することに役立ちますが、過剰な噛みしめは、歯やあごの骨、筋肉や関節に大きな負担をかけます。
一方で、なかなか噛んでくれない子どもたちには噛む力を無理につけさせるのではなく、さまざまな食材に触れて、食べることに慣れてもらいましょう。また、いすに座って食事をする場合は両足裏を床につけるなど、身体を起こして食事をとるようにしましょう。
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