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自治体の皆さまへ

ずっと笑顔に。いつも元気で。(1)

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埼玉県越谷市

いつまでも、毎日いきいきと過ごしたい。そんな想いを支える人と、元気を応援する催しを紹介します。

■~高齢者の暮らしを支える~
地域包括支援センター

▼岡田翔太さん(地域包括支援センター桜井)
以前、壁の至る所にメモが書かれているお宅に訪問しました。「電気を消す」「お花の集まりに行く」「○○さんのことを忘れない」など、本人にとって“忘れてはいけないこと、忘れたくないこと”が、書き込まれていたのです。物忘れのことを誰にも言えず、1人で必死に頑張っていたのだろうな、と胸が締めつけられたことを今でも覚えています。
このように、悩みを打ち明けるのはとても勇気がいると思います。だから「1人で悩むのは大変でしたね。これからは一緒に悩ませてください」という気持ちで、相談に耳を傾けています。
また本人の代わりに、地域包括支援センターが「助けてください!」と声を挙げ、多くの方に関わっていただくネットワーク作りもしています。利用者や関係機関の方と「あの時は大変でしたね」と笑い合えたときに、この仕事のやりがいを感じます。

▼健康、介護、生活等についてご相談ください
地域包括支援センターは、地域に住む高齢者の生活をサポートするための相談・支援窓口です。
地域包括支援センターで働く保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャー等が、健康や介護、生活の相談支援や消費者被害・高齢者虐待の防止など高齢者の権利を守るための支援等を行います。

○(相談無料)65歳以上の方の相談窓口
地域包括支援センターの一覧:

▼地域包括支援センターは、認知症の方にやさしい地域づくりに取り組んでいます
○菰田宣之(こもだのぶゆき)さん
オレンジカフェさくらいの代表を務める菰田です。オレンジカフェでは、地域包括支援センター桜井や認知症サポーターと連携して、認知症の方や1人暮らしの高齢者の見守りを行っています。
また、私は民生委員でもありますが、積極的に地域の方に声掛けをするなど、地域包括支援センター桜井と連携して、担当する地域の方の困りごとに対応しています。

○オレンジカフェさくらい
オレンジカフェさくらいは、認知症サポーターと地域包括支援センター桜井が連携して立ち上げた、認知症の方とその家族等が語らう居場所です。月に1回、体操、クイズ等を行っています。自分たちで考えたクイズを喜んでもらえることや、参加者が笑顔で取り組む様子を見ることがやりがいで、私たち運営側も毎回楽しんでいます。

○認知症サポーター
認知症サポーターは、認知症の人や家族を理解し、温かい目で見守る「応援者」です。「認知症サポーター養成講座」で、認知症の症状、予防法、認知症の方への接し方等を学ぶことで、認知症サポーターになることができます。
活動内容は人それぞれで、自分のできる範囲で手助け等を行います。

○認知症サポーター養成講座
日時:8月24日(土)10:00~11:30
会場:蒲生地区センター3階多目的ホール
内容:認知症の理解を深め、対応や予防法を学ぶ。初受講者にはサポーター証とオレンジリングを配布
対象:市内在住・在勤の方40人
受講料:無料
持ち物:筆記用具
申込期間・方法:8月6日(火)9:00から。電話

問合せ:地域包括支援センター蒲生
【電話】985-4700(日・祝除く。9:00~18:00)

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