■マルシェでつながる越谷の#イイカンジ(いい感じ!)
マルシェとは、フランス語で「マーケット」や「市場」を意味する言葉。日常の暮らしにある食品や雑貨などのモノやサービスを売り買いする場としてだけではなく、地域の魅力を知る場、地域を好きになる場、地域のために活動している人とつながれる場として期待されています。
「やりたいこと」、「得意なこと」を生かして自分らしく活躍する人、子育て支援や女性の起業などの地域の課題解決に取り組む人、子どもや若者の居場所作りに取り組む人など、地域に関わるさまざまな人たちが集まり、地域への思いや人とのつながりがたくさん生まれています。
■マルシェに魅せられた人たちのCROSS×TALK
・神社deままマルシェ 代表 増田さん
・TEAMコアキナイ 新井さん…マルシェという共通の話題で友達が増えた
・神社deままマルシェ 妹尾さん
・てしごとめるかーと「こつこつ」 渡邊さん…越谷人は祭りが好き。だからマルシェが多いのかも
・エスティクラブ 高橋さん…お客さんに喜んでもらえると、苦労したかいがあったなと思える
・草加越谷ママカフェ部 本郷さん
・越谷きらりマルシェ Maeriさん
・TEAMコアキナイ 大里さん…それぞれに訴えがあって、それぞれのマルシェになってる
・プチ☆マルシェ 鈴木さん
・入園入学マルシェ…とちほんさん
・神社deままマルシェ 河野さん…出店者と来場者の間に会話が生まれるのがいい
▼「知り合える場所」を作っているんじゃないかな
本人がびっくりするほどの変化が起きていく
○マルシェに関わったきっかけ
渡邊(てしごとめるかーと「こつこつ」):袋山の「おやつ工房ひびのや」で原材料にもこだわったパンを製造・販売しています。ふだんは自宅を改装した店舗で販売しているんですけど、ほかでも販売したいなあって。マルシェでは、「こども店長」や「オトナ女子癒しの日」などの企画も好評です。地域の幼稚園や自治会館でも開催しているんですよ。
新井(TEAMコアキナイ):まちづくり越谷が主催する創業支援講座の「コアキナイ塾」がきっかけです。「越ヶ谷宿の雛めぐり」で「まちあそびマルシェ」に出店してみたら、やめられなくなりました。私たちのマルシェは、ライブステージが特徴で、地域にゆかりのあるアーティストさんに活躍してもらっています。運営スタッフの個性はバラバラ。でも、それが楽しいんですよね。
鈴木(プチ☆マルシェ):私が初めて出店した思い入れのあるマルシェを引き継ぎました。当時、マルシェを運営していた人が事情があってやめることになって…、このままこのマルシェがなくなってしまうのが嫌だったんです。どうしても続けてほしくて、運営のお手伝いから始めました。それがきっかけですかね。
高橋(エスティクラブ):私は、地域で起業した店舗や町の飲食店があまり知られていないのが残念だなと感じていて。もっと多くの人に知ってほしいと思ったのがマルシェを始めたきっかけです。ハロウィンやクリスマスなどのイベントに合わせてマルシェを開催しています。売り上げはあまり気にせず、みんなで盛り上がって楽しむことを大切にしています。
本郷(草加越谷ママカフェ部):札幌に住んでいた時期がありました。札幌には、子どもと一緒に参加できるイベントやマルシェがたくさんあったんですよ。越谷でもそんな場所があったらなと思いました。当時は探してもなかなかなくて、それなら自分で作るのが手っとり早いかなと。今は新しいマルシェがたくさんあるので、主催にこだわらず、運営をサポートする立場で楽しくやっています。
○マルシェってどんな場所?
妹尾(神社deままマルシェ):やりたいことが実現できる場所がマルシェ。運営スタッフの皆さんや出店者の皆さんとのコミュニケーションで元気をもらえるし、自分がやりたいことの輪郭もはっきりしてきます。今は起業したキャンプ場の経営で忙しいんですが、マルシェで出会った人たちのおかげで、夢の実現に近づけています。
増田(神社deままマルシェ):「知り合える場所」を作っているんじゃないかな。私たちのマルシェは、主催する実行委員のメンバーが入れ替わるのが特徴なんです。マルシェに遊びに来た人どうしはもちろん、そういった人たちが出店してみたり、運営ボランティアに参加してみたりと、このマルシェがなかったら知り合っていなかった人たちが、さまざまな形でつながっています。
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