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自治体の皆さまへ

特集―マルシェでつなぐ(2)

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埼玉県越谷市

■マルシェでの人と人とのつながり
とちほん(入園入学マルシェ):子どもが生まれた時期がコロナ禍と重なって、外出も制限されて家族以外に話し相手もいませんでした。社会とのつながりを求めて自分のハンドメイド作品をネット上のフリーマーケットで販売していた時期もあります。マルシェをきっかけに人とのつながりができて、楽しいです。

大里(TEAMコアキナイ):マルシェの出店を通じて、初めて知ったハンドメイド作家さんや飲食店さんなどもたくさんあります。そういった地域のお店にも気軽に行きやすくなりました。顔見知りが増えると、暮らしていても何かと安心できます。つながりができて、仲間が増えました。

Maeri(越谷きらりマルシェ):マルシェの運営をしていると、自分が何をやりたいのか迷っている人にも出会います。そういった人もほかの出店者さんたちや私たち運営側のスタッフと話す中で、やりたいことを見つけて、挑戦していく、そんなケースもよくあります。マルシェをきっかけに、人と人との関わりが生まれ、本人がびっくりするほどの変化が起きていくことも結構あるんですよ。

渡邊:起業して店舗を持つことでいろいろなことが広がりました。自分が一歩踏み出して動くことで周りも変わります。私はこれまで、自分一人で決めて行動することが多かった気がします。マルシェを始めていろいろな人と関わることで、刺激を受けています。

■マルシェで今後実現したいこと、挑戦したいこと
河野(神社deままマルシェ):私は子育て中につらい気持ちになることもありました。そんな時、マルシェに関わって、いろいろな人に出会って救われたんです。だから今度は、私が何か困っている人の役に立ちたいって考えるようになりました。この前、知人に相談して福祉推進員の講座を受けたんです。子育てを終えた高齢世代の方も巻き込んだ子育て支援の場所を作るのが目標です。

大里:自分が本当にやりたいことを考えて、「ほっと越谷」の創業支援講座に参加しました。その時の経験や仲間がマルシェの運営につながっています。これから自分がやりたいことに挑戦したいと考えている人に向けて「初めてのマルシェ講座」みたいなものを開催して、次に続く人たちに伝えたいですね。とちほん:これまで、マルシェの運営を手伝うことが多かったんですが、私が中心になって、入園入学グッズを集めた「入園入学マルシェ」を新しく開催することになりました。初めての主催なので、頑張りたいです。

高橋:越谷市では、たくさんマルシェが開催されています。それらのマルシェが集まる大きなイベントを開催したいですね。市内のさまざまなマルシェが勢ぞろいして交流することは、すごく意味があると思うんです。

増田:マルシェを運営していく中で、仲間が増えて挑戦できることがどんどん増えていきました。これからは、いろいろな人たちや団体にもマルシェの運営を任せてみたい。任せることで新しいものが生まれていくことを期待しています。マルシェを立ち上げることも大切だけど、マルシェを引き継いでいくことはもっと大切だし大変。マルシェを次につないでいく新しい挑戦をしていきたいですね。

CROSS×TALKの全文は、市プロモーションサイト内「声」に掲載します

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