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特集―ウソ?本当?水遊都市の物語。(1)

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埼玉県越谷市

ブランドメッセージ「水遊都市KOSHIGAYA」については本紙20面をご覧ください

■KOSHIGAYA水遊都市伝説
越谷市では、地域が持つ独自の魅力や資源を活かし地域の価値を高め共感とともに発信していくため、ブランドメッセージ『水遊都市KOSHIGAYA』を策定しました。詳しくは本紙20面をご覧ください。
策定したブランドメッセージを広く知ってもらい、さらに住んでいる地域の興味を持ち、地域に関わってもらうため、市民のみなさんから集めた越谷市の知られざる魅力や、人に話したくなるローカルなネタを集めて「KOSHIGAYA水遊都市伝説」としてまとめました。

▽伝説其の一 鴨場と哀愁ただようガーヤちゃん?
越谷には日本で二つしかない宮内庁管轄の鴨場が存在する。古来、皇室が国内外の賓客を招き、元溜(もとだまり)という池に集まった鴨を捕獲する場所。捕獲された鴨は、標識調査に協力し、すべて放鳥されている。ちなみに越谷市のキャラクターは鴨がネギを背負って鍋のパンツを履いたガーヤちゃん。

▽伝説其の二 徳川家康が越谷の形を作った?
徳川家康は鷹(たか)狩を兼ねて関東を巡った際に、越谷の水が多い(鷹狩の獲物が多い)環境を気に入った。そこで、治水を目的とした河川整備を行い大きな川(利根川・荒川)の流れを東西へ変え川幅を変えた。それにより今の越谷のカタチとなったのだ。

▽伝説其の三 日本一の高さから見る巨大アート?
水田を巨大なキャンバスに見立て、色彩の異なる稲で絵や文字を描く風物詩。地上80mの高さ(おそらく日本一)から見下ろす田んぼアートは圧巻。ちなみに2024年は芸能生活50周年を迎えた松平健さんの「マツケンサンバ」を描いて越谷から元気を発信した。マツケンと越谷市との間に、特に縁はない。

▽伝説其の四 小さな星の花が咲く幻の水草?
80年前、越谷で初めて発見された水草「コシガヤホシクサ(越谷星草)」は白い星形の花をつける美しい植物だが、野生絶滅の状態。越谷の名を持つ貴重な植物を、絶滅させないための取り組みを進めている。ちなみに星形の花はマッチ棒くらいの大きさでものすごく小さい。

▽伝説其の五 日本一暑い市が生んだ氷の王様?
全国で見かけるあの「キングアイス」は、日本一暑い日もある越谷に本社を構える、越ヶ谷製氷冷蔵株式会社で作られている。活性炭ろ過装置・逆浸透膜ろ過装置でろ過した水は不純物がほとんどない純水。この方法によってろ過した水を原料にしている製氷工場は全国でも珍しい、まさに氷の王様。

▽伝説其の六 もう一つの越谷が浮かぶ池?
大吉調節池(おおよしちょうせつち)親水公園の調節池は越谷市の形をしているという。上空から見ると、もうひとつの越谷が浮かんでいるように見える。1991年10月に完成した調節池は、水辺に親しめるよう園路やベンチなどが設置され、親水公園としても利用されている。ちなみに池の2つの浮き島は市の鳥でおなじみのシラコバトの形をしているという。

▽伝説其の七 宙に浮かぶ越谷スカイメロン?
土を使わず肥料の入った水で育てる水耕栽培のメロン。空中にメロンが実る様子から「越谷スカイメロン」と呼ばれている。えぐみが少ないみずみずしい甘さが特徴。近年定着しつつある越谷のいちごに続く、新たな農産物として期待されている。

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