■チャットGPT
私の許には毎月いろいろなジャンルの冊子が送られてきます。すべてに目を通すようにしていますが、内容のすべてを頭に入れるだけの能力は持ち合わせませんので、心に残ったもの、関心のあるところのみをメモにしています。特に「事業構想」「時評」は読むのが楽しみです。最近では「時評6月号」の「Chat GPTのメリットとデメリット」を興味津々で読んだところです。
チャットGPT(米国の非営利団体オープンAIが無料で公開した文章生成言語モデル)を利用することにより偽情報が拡散してしまう恐れや、人種、性別、宗教への不適切な応答、プライバシーの侵害等、技術の未熟さにより悪用される懸念はありますが、これらはもっともっとバージョンアップされることで、修正可能となり進化すると思います。チャットGPTの普及により、今後の職業は頭脳労働者と肉体労働者に二極化されるでしょう。それにしてもAIが小論文やエッセイ、感想文、そして物語や短編小説を簡単に作成するというのは驚きです。本人に代わりAIが‘挨拶’をしてくれる時代も来るのかなと思っています。しかし、文章にしても挨拶にしてもAIに心を入れることが出来るのかは疑問に思っています。いつの世も話術に長けた人はおり、惑わされる人もおりますが、AIに惑わされる世の中にはなってほしくないものですね。
感謝
「巧言令色 鮮なし仁」論語より
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