■「日本一安全な町」宣言を受けて
過去に北桜通りの下水工事を見学させていただいた折、「何としても岩ばかりで大変だ」と工事関係者が音を上げていました。また、長瀞トンネル工事の際は発はっぱ破の振動で上長瀞地区の方々が大変迷惑をされたとお聞きしました。記憶に新しいのは東日本大震災、あの日は議会開会中で丁度私が一般質問をしているときに大揺れが発生したのです。幸い庁舎はもとより町全体大きな被害もなく済みましたが、各地に大変な被害が出ました。特に大災害となった東北地方の皆さんは13年経った今も大変な生活を余儀なくされており、被災された方々のことを思うと胸が痛みます。そして今年発生した能登の地震、元日にあのような事態になるとは。それに追い打ちをかけての9月の大雨。前を向いて歩き出そうとした矢先の仕打ちに能登には神も仏もいないのかと思いました。今は只、一日も早く能登の皆さんが笑顔になる日を願うのみです。さて、長瀞町は岩の上に成り立っているとの思いはあったものの、根拠がないのに売りには出来ずに今日まで来ましたが、去る9月24日、長瀞町商工会が新聞紙上を通じて「日本一安全な町」であるとの宣言をしてくれました。商工会では何年も前から専門家に依頼し、研究をかさね、貴重な学術的意見をいただき長瀞町が自然災害などの被害が起こりにくい地域であることを確認し、宣言するに至ったとのことで、これによって企業進出や移住定住の増に結びついてくれたら有り難いと思っています。とはいえ日本各地で大きな自然災害が多発している昨今、絶対安全という保障はありません。防災対策はしっかりしておかなければと肝に銘じている次第です。感謝
「飢えと戦争をなくすのが国家の役割だ」
菅原文太(俳優)
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