■秩父地域の医療を守るために…
◇上手なお医者さんのかかり方~小児編~
現在、秩父地域では、休日・夜間の二次救急医療を3病院の輪番制で実施していますが、どの病院も医師、医療スタッフが不足しており勤務態勢の維持に苦慮している状態です。
そこで、ふだんから、お子さんが具合が悪い時にかかれる「かかりつけ医」を持つなど日頃から意識をして、いざというときに救急医療が確保されていくことが今後必要になってきます。
(1)かかりつけ医を持ちましょう
・「かかりつけ医」は、普段の子どもの様子を分かっていて、その子の病気や薬のことだけでなく、予防接種や育児の不安や疑問について相談にのってくれます。
・必要なときには、適切な病院やお医者さんを紹介してもらうこともできます。
(2)できるだけ診療時間内に受診しましょう
・昼間、子どもの体調がおかしいな、と思ったら、早めにかかりつけ医に診てもらいましょう。
・休日や夜間の救急病院は、あくまで緊急事態に備えるためのものです。そのため、医療スタッフや検査機器は重症の患者さんのために優先して運営されています。
夜間の急な発熱やおう吐など急病や緊急を要するとき以外は診療時間内に受診しましょう。
(3)診察を受けるときに持って行くものをチェックしましょう
・母子健康手帳
・保険証
・診察券
・医療券
・子どもの状態がわかるもの(症状・体温を書いたメモ)
・飲んでいる薬やお薬手帳
・着替え
・タオル
・紙おむつ
・ビニール袋
・ティッシュペーパー
・おもちゃ
(4)休日・夜間のかかり方
・地域の休日夜間急患診療所や休日当番医、救急病院などをあらかじめ確認しておきましょう。
・救急病院のお医者さんは、日頃からその子どもの様子を診ているかかりつけ医とは違います。すぐ入院をして治療の必要があるか、翌日まで様子をみてもいいかなど、一時的な判断をするのが役目です。翌日まで様子をみてもいいと判断された場合は、応急処置を受けて、改めてかかりつけ医を受診しましょう。
現在の救急医療体制を維持するために、皆さんのご理解・ご協力をよろしくお願いします。
お医者さんに行くべきか迷ったらまず相談!埼玉県の救急電話相談
【電話】♯7119 24時間年中無休
(ダイヤル回線・IP電話・PHS・都県境の地域でご利用の場合は【電話】048-824-4199)
問合せ:健康こども課 健康づくり担当
【電話】66-3111 内線132
■がん検診をうけましょう!
長瀞町における40歳以上の死因の第1位はがん(悪性新生物)で、埼玉県と同様になっています。
がんは発病初期には、特徴的な自覚症状が現れにくく、気づかぬうちに進行していしまい、症状が現れた頃には手遅れになってしまうケースが少なくありません。
定期的に検診を受けて、体の異常を示すサインを早期に見つけ出すことは、がんから命を守るために、とても重要なことなのです。
町では、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がん、肺がん検診を実施しています。骨密度測定も実施しておりますので毎年受けている人はもちろん、受けてない人はぜひ今年から受診しましょう。
2月中旬から令和6年度の検診の申込を受付ます。詳しくは下記までお問合せください。
問合せ:健康こども課 健康づくり担当
【電話】66-3111 内線132、133
■障害者控除対象者認定書を交付します
身体障害者手帳などを持っていない方でも、次の条件を満たしていれば「障害者控除対象者認定書」の交付が受けられ、この認定書を、申告時に提示することにより、本人、または扶養者が障害者控除の適用を受けられる場合があります。
・身体障害者手帳などを持っていない65歳以上の要支援2、または要介護1~5の介護保険の認定を令和5年12月31日現在で受けていること
・介護保険の要介護認定のために医師が作成した主治医意見書及び訪問調査結果で、日常生活自立度が低いこと
※日常生活自立度は、必ずしも介護度の重さとは一致しませんので、介護度が重度の方が対象者として認定される訳ではありません。
該当すると思われる方は、福祉介護課に「介護保険被保険者証」を持参し、本人、または代理人が申請してください。申請に基づき確認し、該当する方には「障害者控除対象者認定書」を交付します。
なお、身体障害者手帳などをお持ちの方は、申請の必要はありません。
問合せ:福祉介護課 介護包括ケア担当
【電話】66-3111 内線143
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