町長コラム〔19〕

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■全国植樹祭
「第75回全国植樹祭」まで10ヶ月余りとなりました。
共催団体である埼玉県・第75回全国植樹祭埼玉県実行委員会の皆様は開催に向けての準備に余念がないことと思います。会場となる秩父ミューズパークを有する秩父市、小鹿野町の担当職員及び関係各位には、日頃のお骨折りに心から敬意を表します。去る5月26日、岡山市「ジップアリーナ岡山」で開催された「第74回全国植樹祭」に郡市町村首長全員で参加してきました。室内開催への出席は初めてでしたが、大変コンパクトに纏まっており、これはまた、これでよいのかなと感じました。天皇皇后両陛下が着席される背面には大変格調の高い伝統木工技法の組子が飾られており、祭りへの主催者の気構えを際立たせるものとなっていました。式典後のアトラクションは、県内の老若男女が民謡やダンスを披露し祭りを盛り上げていました。特に県内高校生による森林に対する未来への想いを脚本化した劇は、生徒たちのひたむきに演じる姿が参加者全員の心に響いたことと思います。最後に「埼玉県歌」が流れる中、次の開催地である埼玉県の大野県知事に「木製地球儀」が手渡され終了となりました。秩父の地に天皇皇后両陛下をお迎えするのは30年ぶりになるかと思います。どちらに御宿泊になるのか、どこを御視察されるのか大変関心の持たれるところですが、直前に発表されるのでしょうね。全国からお越しいただく5000人のお客様に「秩父にまた来たい」と思っていただける「おもてなし」が出来ればと願っています。感謝

「人にとって無駄な経験はない」
佐々木閑　花園大学教授