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12月3日から9日は障害者週間です

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宮城県名取市

障害者週間は、障がい者の福祉について、関心と理解を深め、あらゆる分野の活動に対する障がい者の参画意欲を高めることが目的です。

■知っていますか?「名取市手話言語条例」
令和4年1月に名取市手話言語条例が施行されて間もなく2年になります。
[Q]どんな条例なの?
[A]「手話は言語」であることを明記し、「手話に対する理解の促進」などに取り組むこととしています。

[Q]「手話は言語」ってどういうこと?
[A]手話は手の形・位置・動きを元に、表情を活用し意思疎通などを行い、独自の文法体系を持っており、手話は言語の一つといえます。言語であることを明示するために特に「手話言語」という表現をすることもあります。

[Q]「手話に対する理解促進」って何をしているの?
[A]多くの人に手話を知ってもらうため、市では手話教室を開講しています。これまでに一般向け、小中学生向け、手話奉仕員養成講座の3つの教室を開催しています。
さらに今年10月7日に文化会館で映画「咲む」の上映会を行いました。この映画は全日本ろうあ連盟(ろう者の当事者団体の全国組織)が製作した映画で、170人以上の人が鑑賞しました。
今後も手話教室は引き続き行う予定です。また、ろう者や手話の理解促進に向け、当事者団体などと情報交換を行いながらさまざまな観点から取り組んでいきます。

問合せ:社会福祉課 障がい者手帳係
【電話】724-7107

■ろう者とは?
条例では、聴覚障がい者のうち、手話を使用して日常生活または社会生活を営む人のことをいいます。

■ヘルプマークの配布
ヘルプマークは、外見からはわからなくても手助けや配慮が必要な人のためのマークで、聴覚障害者や内部障害のある人、妊娠初期の人などが身に着けています。ヘルプマークを付けている人を見かけたら、配慮や手助けをお願いします。
ヘルプマークは、市役所社会福祉課または市内郵便局で配布しています。

問合せ:社会福祉課 障がい者手帳係
【電話】724-7107

■障害者虐待防止法
虐待により障がい者の権利や尊厳がおびやかされることを防ぐ法律です。虐待に気づいた人には通報の義務があります。

○障害者虐待の例
身体的虐待:殴る、蹴る、縛りつける、閉じ込めるなど
性的虐待:性的行為を強要する、わいせつな話をするなど
心理的虐待:怒鳴る、ののしる、わざと無視するなど
放棄・放任(ネグレクト):食事を与えない、必要な医療を受けさせないなど
経済的虐待:勝手に預貯金を使う、必要な金銭を与えないなど

問合せ:市障がい者虐待防止センター(市基幹相談支援センター内)
【電話】797-2667

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