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成年後見制度の紹介(4) 飯能市内の制度利用状況と成年後見制度の今後について

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埼玉県飯能市

1.飯能市内の制度の利用状況
飯能市内における成年後見制度(後見・保佐・補助)の2023年10月1日現在の利用者数は132名です。年々増加傾向にあり、核家族化や高齢化の進行などにより今後ますます増加することが見込まれています。
高齢者や障害のある方などで判断能力が不十分な場合、不動産の管理・処分ができない、預貯金の引き出しができない、介護・福祉サービスの契約ができないなど、本人や家族に不利益が生じるおそれがあります。そのため、判断能力が十分なうちに任意後見制度の活用(第1回参照)を検討したり、判断能力が不十分になった際は申立てを行ったりするなどの対応が重要となります。

2.成年後見制度の今後について
家庭裁判所により選任された後見人等のうち約2割が本人の配偶者や親、子、兄弟姉妹など身近な親族です。親族が後見人等となった場合、必ずしも報酬を支払う必要がないため、支出を抑えられると同時に、財産管理についても本人の意思をより反映することができます。
今後、成年後見制度の利用者の増加により、後見人等が不足することが懸念されています。その際、本人と同じ生活者として市民目線によるきめ細やかな支援が可能であることなどから、「市民後見人」に対する期待が高まっています。詳しくは第3回をご覧ください。

※第1回(広報はんのう2023年5月1日号)と第2回(同8月1日号)は成年後見制度の概要や内容について、第3回(同12月1日号)は後見等の担い手と期待される市民後見人などについて掲載しました

■まずは相談してください
成年後見制度に関すること、市民後見人の養成に関することなどについては、成年後見支援センターに相談してください。相談は無料で秘密はお守りします。

▽成年後見相談会
※秘密厳守
成年後見制度、個別相談など司法書士による相談会
日時:3月22日(金)13時30分、14時30分、15時30分
会場:飯能市総合福祉センター
費用:無料
対象:市内在住の認知症や障害等で判断能力が不十分な方のサービス利用契約や財産管理などでお困りの方およびその家族、関係者など
定員:3人(予約制)
申し込み:3月19日(火)までに飯能市成年後見支援センター(飯能市社会福祉協議会内)へ

問い合わせ
飯能市成年後見支援センター(飯能市社会福祉協議会)【電話】973-0022【FAX】973-8941【メール】seikatsu@hannosyakyo.or.jp
介護福祉課【電話】973-3753【FAX】973-2120【メール】kaigo@city.hanno.lg.jp
障害福祉課【電話】986-5072【FAX】986-5074【メール】syoufuku@city.hanno.lg.jp

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