■突然の訪問で勧誘する不要・高額な家屋修理工事のトラブル
Q.「近所で工事をしているが、お宅の屋根が壊れているのが見えた」と訪問してきた業者と価格交渉して25万円で修理を依頼した。工事当日の作業中に業者の1人に銀行へ連れて行かれ、お金を引き出して渡した。その際、社名も押印もない領収書を渡された。後日、不審に思い、消費生活センターに相談し、クーリング・オフの通知を出したが、業者は「工事したはずだ」と言って全く応じない。返金してほしい。
A.「お宅の屋根が壊れているのが見えた」などと突然訪問し「無料で点検します」「すぐに修理しないと危険だ」といって屋根修理工事を持ちかける業者に関する相談が後を絶ちません。実際は修理が必要なかった、ずさんな工事をされた、代金が高額すぎるなどのトラブルが起きています。原則、訪問販売は8日間クーリング・オフができますが、悪質な業者では誠実に対応しないこともしばしば見受けられます。見知らぬ人の突然の訪問はインターフォンや扉越しで対応し、安易に家(屋根)には上げないようにしましょう。修理工事を検討する場合は複数社から見積書を取り、事業者名や連絡先、工事内容をよく確認しましょう。契約前に周囲に相談したり、ふだんからリフォーム業者の情報を収集するなど、被害にあわないよう心がけましょう。
困った時には、飯能市消費生活センター(【電話】内線417)に相談してください。消費者ホットライン「【電話】188」も利用できます。
問い合わせ:生活安全課
【電話】973-2126
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