市長年頭あいさつ・議長年頭あいさつ

1／49

■市長年頭あいさつ
飯能市長　新井　重治

あけましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、日頃から市政運営に対しまして、多大なるご理解、ご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。
昨年は、10年前に消滅可能性都市という言葉とともに公表された自治体の中から脱却するとともに、各地で沢山の笑顔と賑わいが溢あふれた年でございました。
念願であった清川橋の開通や土地区画整理事業の早期完了に向けた事業推進、元加治駅南口開設に関する入間市との実現に向けた協議が進み都市基盤整備がさらに前進するほか、帯状疱疹予防接種の補助、高額療養費支給手続きの簡素化、手話言語等の条例の制定など新たな福祉支援策の構築、そして産後ケア事業、こどもの居場所づくり等さらなる切れ目のない子育て支援策の拡充など、公約の実現に向けた新たな事業を進めてまいりました。
また、かねてより要望を受けておりました防犯カメラに対する補助金のほか、中小企業に対する融資限度額の倍増やスポーツ施設の改修、市民一人当たりの借金の削減、新規出店事業補助金の増額、飯能まちなか未来ビジョンの推進による街の賑わいの復活など、これまでの間、取り組まれずにいた身近な市民生活に密着した細やかな事業の実現にも真摯に向き合ってまいりました。
令和7年度には、本市の南北の幹線である阿須小久保線が岩沢陸橋から国道299号まで開通します。また、久下六道線の改良整備や飯能第一小学校等の建替えおよび複合化の推進、道の駅設置に向けた候補地等の具体的な協議開始など、中長期的な公約の実現につきましても着々と進んでいるところでございます。
引き続き、市民の皆様との対話重視を基本姿勢に着実な市政運営に全力で取り組んでまいりますので、さらなるお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとりまして、健やかに、そして安心して過ごせる一年となりますことをご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

■議長年頭あいさつ
飯能市議会議長　野田　直人

新年明けましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、お健やかな新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。また、平素より、飯能市議会に対しまして、温かいご支援とご理解を賜り、市議会を代表いたしまして心より感謝と御礼を申し上げます。
昨今、選ばれる都市になるために、人口、ふるさと納税、企業誘致などをめぐる都市間競争が激化しております。埼玉県内40市、全国792市ある中、飯能市が都市間競争を勝ち抜き、さらなる市民生活の向上と市政発展のため、引き続き、市議会としての責務に全力で取り組んでまいります。
そして、執行機関の監視機関としてその役割を十分に発揮しながら、活力と魅力にあふれ、安心・安全で住みやすいまちづくりを進めていくことが、市民皆様の一致した願いであるとの認識に立ち、その負託に応えるべく、二元代表制の一翼を担うべく、しっかり議論を重ね、市政発展のため全力を尽くしてまいる所存でございます。
このため、今年度から、議会および議員の政策立案能力の強化、政策提言を積極的に行うことを目的として、各常任委員会において所管事務調査を実施しました。市政の課題解決に向け、委員会独自で調査・研究を行い、執行機関へ政策提言を続けてまいります。
また、身近で開かれた議会を広く市民の皆様へ提言するため、本年3月定例会から本会議のインターネット録画中継を開始します。議案質疑をはじめとした本会議すべてを配信いたしますので、市民の皆様には、議会活動をより身近に感じていただきたいと思っております。
本年の干支は、巳年であります。巳年は「産まれてくる」、「将来・未来がある」ことを意味するという言い伝えもあるようです。
本年が皆様にとりまして、幸多き素晴らしい年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。