■令和5年度標語「あなたしか 気づいてないかも そのサイン」
このキャンペーンは、こども家庭庁が毎年11月、家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、広報・啓発活動を集中的に実施するものです。
児童虐待に関する相談対応件数は依然として増加傾向で、こどもの生命が奪われる重大な事件も後を絶ちません。令和4年度に全国の児童相談所が児童虐待として対応した相談対応件数は、速報値で21万9170件と過去最多を更新し、3年連続で20万件を超えました。このうち心理的虐待がもっとも多く、年々増加して全体の約6割を占めています。心理的虐待が増加した要因として、こどもがいる家庭での配偶者による暴力(面前DV)により、警察からの通告が増えていることが挙げられます。
夫婦喧嘩やDVは、こどもの心を傷つけるだけでなく、その後の成長にも様々な影響を及ぼすことがわかっています。
児童虐待問題に対する意識や理解を深め、こどもたちの「命」と「権利」、そして「未来」を守る地域づくりにご協力をお願いします。【
▽⾝近な相談窓⼝
・児童相談所虐待対応ダイヤル【電話】189(いちはやく)(24時間受付、通話料無料)
・児童相談所 相談専用ダイヤル【電話】0120-189-783(出産、子育てに関する相談通話料無料)
・町保健センター【電話】296-2530(平日午前8時30分~午後5時15分)
・子育て世代包括支援センター「ぴっぴ」【電話】298-1136(平日午前8時30分~午後5時15分)
◆こどもの⽬の前での夫婦喧嘩やDVが与える悪影響
⾝体的影響:成⻑ホルモンが抑えられ、成⻑不全になることもあります。
知的発達⾯への影響:安⼼できない環境で⽣活することで、知的な発達が⼗分に得られないことがあります。
⼼理的影響:特に思春期以降、乱暴・多動・⾃殺企図・⾮⾏等の問題⾏動が現れることがあります。
◆令和4年度児童虐待相談内容(全国)
参考:埼⽟県作成チラシ、保健衛⽣ニュース(第2225号)
問合せ:町保健センター
【電話】296-2530
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