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鳩⼭町と国⽴⼤学法⼈⾦沢⼤学融合研究域 AIを活⽤した研究交流事業を実施します

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埼玉県鳩山町

[全国初]鳩⼭町と国⽴⼤学法⼈⾦沢⼤学融合研究域
AIを活⽤した研究交流事業を実施します

令和5年7月6日(木)に、鳩山町と国立大学法人金沢大学融合研究域(石川県金沢市)は、互いに有する人的資源と物的資源を有効活用し研究交流することで、地域社会及び教育・研究の発展を目的とする「研究交流事業に関する基本協定」を締結しました。
特にAI(人工知能)技術を活用して、教育、文化、スポーツ、自然・環境、健康・福祉及び地域振興等の分野における課題を解決するための取り組みを行います。
全国でDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進を目的とした取り組みが進む中、その一つの手段でもあるAIを活用することで、町民の皆さまに対してより効果的な事業展開ができると考え、金沢大学融合研究域との研究協定締結に至りました。

◆AIによるヘルスプロモーションを実施します
▽事業内容
AIを活用した事業の第1弾は、糖尿病の革新的な予防対策事業として、生体センシング技術とKDB(国保データベースシステム)を用いたAIによるヘルスプロモーション「HATO-Check(ハトチェック)」を実施します。
これは、最先端センシング機器FreeStyleリブレを使用し、24時間の血糖値の変動を1分間ごとにモニタリングするもので、参加者自身もスマホにより数値が確認できるため、何を食べるとどのくらい血糖が上がるのか血糖上昇の仕組みを理解することができます。また、KDB(国保データベースシステム)によるデータと掛け合わせ分析することで、現在のリスクの有無だけでなく、AIによる将来的な糖尿病リスクの出現率を予測するなど、国内でも先進的な取り組みです。

▽対象
鳩山町国民健康保険被保険者、一般町民

▽定員
50人(予定)

▽時期
令和5年10月に参加者を募集し、11月から事業を開始します。
※令和4年度に受診した健診結果(血糖値等)による基準を設け、募集する予定です。詳しくは広報はとやま、町ホームページ、町公式LINE等でお知らせします。
※9月30日(土)に開催を予定している「はとやま健寿まつりINはーとんスクエア2023」において、FreeStyleリブレの説明ブースを設けます。ぜひお立ち寄りください。(はとやま健寿まつりのご案内は9月に全戸配布します。)

▽使⽤するFree Styleリブレについて
Free Styleリブレは、アボット社が販売するセンシング機器であり、血糖値の状態を計測できるものです。参加者の二の腕に円形のセンサーを装着することで体内のグルコースを連続的に測定し、そこから血糖値を推計する仕組みで、測定した血糖値は参加者のスマートフォンへ情報が流れ、蓄積され、リアルタイムで確認することができます。
また、血糖値を測定することによって、これまでモニタリングすることが難しかった、数値による食習慣等の客観的な観察が実現可能となり、糖尿病を未然に防ぐための効果的な対策事業の展開が期待できます。

問合せ:町保健センター
【電話】296-2530

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