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特集 令和6年度 予算概要(10)

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埼玉県鳩山町

■町の財政状況
このページでは、町の基⾦(預⾦)と町債(借⾦)の状況をお知らせします。

◆主な基⾦(現⾦)の過去5年の推移(⼀般会計)
※令和4年度までは決算額、令和5年度及び令和6年度は見込み額となります。

◆町債、公債費及び町債残⾼の推移(⼀般会計当初予算)

※臨時財政対策債は、後年度の償還財源が地方交付税の基準財政需要額に全額算入されることとなるため、実質的な地方交付税となっています。
※町債残高は令和4年度までは決算額、令和5年度及び令和6年度は見込み額となります。

令和6年度末の基⾦全体(町の貯⾦)の残⾼⾒込みは、令和2年度末に⽐べて約3倍程度に増える⾒込みです。
また、町では、将来の財政負担を軽減し安定した財政運営を進めるため、令和2年10⽉に策定した町債残⾼削減計画に基づき、町債残⾼(町の借⾦)の削減に取り組んでいます。これにより、令和6年度予算を反映した町債残⾼は、令和5年度末から3億4,719万円減少する⾒込みです。
今後も財政健全化に向けて、着実に取り組みます。

◆町の貯金を増やし、借金を減らして財政健全化を推進
本町は、近年の大型公共事業による町債残高の増加に伴い、財政の健全度を示す指標が悪化しており、厳しい財政状況となっています。また、人口減少と少子高齢化が著しく進んでおり、将来の財政負担の軽減を図るとともに、安定した財政運営を進めるための施策の展開が必要になっています。 
このような財政状況を踏まえ、令和6年度当初予算では、予算編成方針に基づき、町民が安全・安心で健康なまちづくり施策等の継続した実施、少子高齢化対策の一環として、子育て支援及び子育て世帯の移住推進などに必要な経費を予算計上しました。 
また、近年各地で多発している大雨や地震などの自然災害に備えるため、農業用ため池の耐震化等事業や準用河川等浚渫工事、橋りょう長寿命化修繕事業などの防災対策に必要な経費も予算計上をしています。 
財政健全化については、令和2年度に策定した町債残高削減計画に基づき、町債残高の削減に取り組んでいます。令和6年度当初予算では、予算編成方針に臨時財政対策債を除いた町債の発行上限額を1億5000万円としましたが、防災・減災対策事業の推進に必要な財源を確保するため、1億7960万円を計上し、設定額を約3000万円上回る予算計上額となりました。しかし、前年度に引き続き公債費を大きく下回る計上額になったため、町債残高の大幅な削減につなげることができました。 
また、町の貯金である主な基金残高は、10億6768万円を見込んでおり、ここ数年で大きく増やすことができました。しかし、引き続き将来の公共施設の修繕や更新、自然災害等の非常時に備えて、継続的な積立てを行うことで、安定した財政運営に取り組んでまいります。

▽主な基⾦総額(現⾦)・町債・公債費の過去5年の推移(⼀般会計分)

問合せ:役場政策財政課
【電話】296-1212

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