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自治体の皆さまへ

小川新町長に聞く

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埼玉県鳩山町

7月7日(日)に投開票が行われた町長選挙で、小川知也氏が当選を果たしました。
少子高齢化や人口減少などによる厳しい財政状況のなか、鳩山町は多くの課題に直面しています。このような状況の中、鳩山町の今後の町政を担う小川町長に、現在の心境とまちづくりへの抱負について、お話を伺いました。


1996年4⽉14⽇⽣まれ。
早稲⽥⼤学卒。(株)オリエンタルランド(東京ディズニーリゾート経営会社)、サービス業界を経て、国会議員秘書に。
趣味は、キャンプ(⾃然と触れ合うこと)、野球、ラクロス。好きなことばは「継続は⼒なり」。

■「日本一幸せな町・鳩山」をめざして
―鳩山町長となった今の気持ちをお聞かせください。
町民の皆さんとの対話集会を行って、私の思いを伝えることができたのではないかと思っています。鳩山町の皆さんの期待に応える、期待を超えるためにしっかり働きたいと考えています。鳩山町の明るい未来の実現のために、責任を感じています。
また、私に期待されていることは、町民の皆さんの声を町政に届けることだと考えています。
今後とも、町民の皆さんとの対話を大切に町政運営を行っていきたいと考えています。
また、役場が変われば、住民の生活が変わり、生活が豊かになります。笑顔であいさつができて、感謝ができて、時には謝罪ができる、笑顔あふれる役場にしたいと考えています。
そして、現在の町政の良いところは引継ぎつつ、財政基盤を改善し、町民の皆さんの期待以上の行政サービスを提供し、「日本一幸せな町・鳩山」を実感できるようにするために、先頭に立って行動していきます。

―「日本一幸せな町・鳩山」の実現のために、大きく5項目の政策を掲げていますが、どのように取り組みたいとお考えですか。まず、「介護保険負担の軽減」についてお願いします。
皆さんがいつまでも、健康で生き生きと暮らせるまちづくりをすることで介護保険料の維持・軽減が実現できます。
そのためには、スポーツ・文化・芸術のサークル活動、イベントの活性化、公共施設の活用促進が必要です。「人生100年時代」です。皆さんが元気で笑顔あふれ、心と体が健康でいられるまちづくりを目指したいと考えています。

―次に、「子育て日本一の鳩山」についてお願いします。
こどもは、町の未来を担う大切な宝です。子育て世代の方々との対話を通じて、こどもが成人するまで切れ目のない子育て支援を求められています。「子育てするなら鳩山町」と言われるような子育てにやさしいまちづくりを進めたいと考えています。

―次に、「便利で活力みなぎる鳩山」についてお願いします。
くらしの利便性向上と新たな雇用創出、地域経済の活性化が求められています。さらなる公共交通システムの構築、デマンドタクシーの運用拡大、空き家を有効活用した企業誘致等により、くらしの利便性向上を図ると共に、鳩山町独自の財産、資源を活用した地域振興、観光振興を目指します。

―次に、農業支援と「鳩山ブランド」セールスについてお願いします。
高齢化や後継ぎ不足等、私たちの「食」を支える農業は様々な課題を抱えています。
企業との連携による週末農家の実現、農家をめざす若い人たちの育成と転入、「鳩山ブランド」のさらなる発掘・育成により、農家の皆さんがいきいきと活躍できる環境づくりを進め、町長である私が「鳩山ブランド」のセールスの先頭に立ちたいと考えています。

―次に、質の高い行政サービスについてお願いします。
自治体を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。筋肉質な財政基盤を構築すると共に、企業誘致や「鳩山ブランド」セールス、「ふるさと納税」による大幅な税収増で、その財源をベースに質の高い行政サービス実現に全力を尽くしたいと考えています。

―最後に、町民の皆さんへのメッセージをお願いします。
鳩山町には、たくさんの「幸せ」の要素があります。緑豊かで、文化、伝統、観光資源が数多くあり、そして何よりも「町民の心の温かさ」があります。
少子高齢化、人口減少が進む今、従来の行政サービスを維持、発展させるために、町民の皆さんとの対話を大切にし、生まれ育った鳩山町を「日本一幸せなまち」にすべく、全力を尽くす覚悟です。どうか皆さんのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

◆鳩山町長選挙結果
7月7日に行われた鳩山町長選挙の開票結果と投票結果は以下の通りです。(敬称略)

▽開票結果

▽投票結果

問合せ:町選挙管理委員会(総務課内)
【電話】296-1214

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