単身世帯や核家族の増加など、家族構成が大きく変わりつつある現在においても「家族が介護するのは当たり前」といった考え方が根強く存在しています。そのため、ケアラーが孤立しやすく、悩みを周囲に相談しづらい状況となっています。
市及び県では、ケアラーに関する啓発活動を行っています。「家族等のケアで悩みを抱えている」「周りに支援が必要なケアラーがいる」このようなときは、ひとりで抱え込まず、ぜひご相談ください。
◆「ケアラー」「ヤングケアラー」とは
「ケアラー」とは、家族等の介護、看護、日常生活の世話をしている方です。その内、大人が担うようなケアの責任を引き受け、家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている18歳未満のお子さんを「ヤングケアラー」といいます。
■主な相談窓口
《高齢者のこと》
《障がい者のこと》
○生活支援センター夢の実(精神)【電話】501-8613
○生活相談支援センターしゃろーむ(知的・身体)【電話】048-598-7099
《子どものこと(ヤングケアラー)》
○こども家庭総合支援拠点ここの巣【電話】541-1894
○LINE相談
・埼玉県ヤングケアラーチャンネル
・埼玉県ヤングケアラーチャンネル
※各QRコードは本紙PDF版13ページをご覧ください。
《その他の困りごと》
○重層的支援体制整備事業
地域で生活していくうえで、どこに相談すればよいかわからない「困りごと」などがある場合は、福祉課地域共生担当【電話】(内線2684)にご相談ください。市民の皆さんの複雑化・複合化した支援ニーズに対応します。
■介護者教室・交流会
高齢者をケアしている方や高齢者のケアについて学んでみたい方を対象に、無料の教室・交流会を開催しています。知識を深め、情報交換をしてリフレッシュしましょう。
問い合わせ:
・ケアラー=介護保険課高齢福祉担当【電話】(内線2671)
・ヤングケアラー=子育て支援課支援担当【電話】(内線2633)
・学校支援課指導担当【電話】(内線3315)
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