■後陽成天皇御宸筆 附 一乗院尊政添状
慶長11年(1606年)に当時の勝願寺住職である不残上人が、後陽成天皇から綸旨を賜り、紫衣の着用を許された際に合わせて下賜された文章で、一乗院尊政が作成したもの。不残上人が紫衣の着用を許された経緯が記されている。
■大蔵一覧集(駿河版)
徳川家康が駿府にて儒学者である林羅山に命じて出版させたもの。国内で最初に作られた銅活字本で、徳川家康から勝願寺の不残上人へ直接渡されたと伝わっている。国内に現存する同資料は15冊程度しか確認されておらず、全国的にみても大変貴重な文化財といえる。
■圓通寺観音堂宮殿
屈巣の圓通寺観音堂の内部にある建物で、中には市指定文化財である馬頭観世音菩薩像が奉安されている。江戸中期に造立されたと推定される。
※これらはすべて非公開です
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