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自治体の皆さまへ

安定した下水道サービスの持続に向けて

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埼玉県鴻巣市

本市の下水道事業では、安全で快適な下水道サービスを持続的に提供していくために「鴻巣市下水道事業経営戦略」を策定しています。策定から5年が経過し、見直しの時期を迎えています。

■「豊かな自然と快適で安心な暮らしを未来へつなぐ鴻巣の下水道」
下水道は、衛生的な生活環境を確保し、公共用水域の水質を保全するとともに、浸水被害から人々の生命と財産を守る役割を担っており、私たちが安全で健康な生活を送るうえで欠かせない施設です。
本市の下水道は、昭和48年度に事業を開始し、都市の発展に併せて整備を進めてきました。現在、普及率は約78%となり、快適な都市生活を支え、健全な経済活動の発展に寄与する重要なインフラの一つとなっています。
近年、本市の人口は減少傾向にありますが、転入世帯の増加に伴い多くの住宅が新規に建設されており、多発するゲリラ豪雨等に対応するためにも、引き続き下水道施設の整備を着実に進めていくことが必要です。
一方で、これまで整備してきた下水道施設は最も古いもので約47年が経過しており、今後は施設の調査・点検、修繕・改築費用の増大が懸念されています。
このような状況の中、将来にわたって安定的に下水道サービスを持続していくためには、中長期的な視点に立って計画的に経営を行うことが重要です。そこで本市では、持続可能な下水道事業の運営を図るための経営の基本計画として「経営戦略」を作成しています。経営戦略は、10年間を計画期間としており、現状把握や将来予測を行うとともに、経営の目標設定、取組方針、将来の収支計画を取りまとめたものです。
この経営戦略は、市HPで公開しています。皆さんも一緒に本市の下水道事業のことを考えてみませんか。

◆下水道の役割
下水道は、家庭から排出される汚水をきれいにして、川や海に戻すという大切な役割のほかに、大雨の時などの浸水からまちを守る役割も持っています。
本市の下水道は、雨水と汚水を別々の下水管渠(げすいかんきょ)に集め、汚水は終末処理場できれいにし雨水はそのまま河川などに放流しています。

◆市独自のマンホール蓋
下水道に興味を持ってもらうため、鴻巣市をイメージしたマンホール蓋を数か所設置しています。道を歩くとき、マンホールに少し注目してみてはいかがでしょうか。

◆下水道に流さないで
▽次の場所・ものに注意
・台所で…油脂類、調理くず、残飯
・浴室で…毛髪
・トイレで…トイレットペーパー以外の水に溶けないもの
・その他…危険物は流さない

■鴻巣市上下水道事業運営審議会(下水道事業)の委員を募集
平成30年度に策定した「鴻巣市下水道事業経営戦略」の見直しにあたり、下水道利用者の皆さんの幅広い意見を伺い、審議していただくため、次のとおり委員を募集します。
対象:次のすべてに該当する方
・市内在住で応募時の年齢が18歳以上
・市の付属機関の委員を3つ以上務めていない
・5回程度の会議に出席できる
・国又は地方公共団体の議員や職員でない
任期:令和6年2月~令和7年2月
募集人数:3人程度
報酬:市の報酬及び費用弁償に関する条例による
選考:書類選考(結果は11月上旬に通知)
申込み:10月16日(月・必着)までに、経営業務課・両支所に備えの申込書(市HPにもあります)に必要事項を記入し、持参・郵送・FAX・電子メールで経営業務課下水道経理担当
(〒365-8601 中央1-1・【FAX】577-8135・【メール】keiei@city.kounosu.saitama.jp)

問い合わせ:経営業務課下水道経理担当
(【電話】内線3194)

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