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【特集】市長と語る地域懇談会~市民と歩む新しい鴻巣~

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埼玉県鴻巣市

地域の課題を共有し、その課題解決に努めるとともに、地域住民と行政とのつながりを強めるため、10月7日から11月18日にかけて、市内10地区で「市長と語る地域懇談会」を開催し、自治会長を中心に146人が参加しました。
懇談会では、市長が市政概要及び主要事業について説明し、地区ごとに設定したテーマを中心に意見交換を行いました。

■参加者に実施した事前アンケート結果
▽地域の課題は

▽持続可能な地域とするための取組は

■地域懇談会での主な意見
各地区の懇談で寄せられた意見を抜粋して紹介します。

▽ごみ出しルール
自治会:地域の中には、ごみ出しのルールを理解していない方がいます。そのような方に対して、他の自治会ではどのように周知していますか。
自治会:集合住宅の方々には、管理人を通じてごみ出しルールの周知を行っています。外国の方で日本語が読めない方には、環境課から外国語で書かれたパンフレットをもらい、ポストインや訪問により、ごみの出し方の周知を図っています。ルールを守る環境づくりが効果的と考えています。
市:市内には外国の方々も居住されており、中には日本語がわからない方もいます。そこで、掲示板に母国語を表記している自治会もあるようです。

▽児童の登下校の見守り
自治会:通学路の見守りボランティアを行っていますが、ボランティアの人数が少なく、交代要員がいません。交通指導員を増やすことはできませんか。
市:どの地域もボランティアの方々が高齢化しており、新たなボランティアは集まらない状況です。交通指導員については、学校と協議して配置しています。配置できない場所については、保護者の皆さんが当番で対応いただいています。ボランティアは最初のきっかけが難しいです。皆さんの地域ではどのように取り組んでいますか。
自治会:65歳以上の熱意のある方に直接依頼する方法が有効だと考えます。
自治会:当自治会では、班長が中心となり、さまざまな工夫をしながら対応しています。

▽高齢者の見守り
自治会:高齢者の見守りについて、福祉見守り員や民生委員が対象者を見守るのも限界があるため、高齢者あんしんみまもりサービス(※)を利用してもらうことが重要です。周知方法を工夫したほうがよいと思います。
自治会:良い制度ですが、知らない方がたくさんいます。
市:市のホームページのほか、広報紙や民生委員・老人クラブ連合会などを活用して周知を強化したいと思います。
自治会:高齢者の家族などが相談する場でPRしたほうが効果的だと思います。

(※)市が委託した事業者が行う高齢者見守りサービス。費用の一部を市が負担

▽自治会員の勧誘
自治会:当地区では、世帯の約1割が自治会未加入となっています。特に転入の方に加入してもらえない状況です。他の自治会ではどのような工夫をしていますか。また、市からの協力はありませんか。
自治会:どこの自治会でもある悩みだと思います。自治会に加入した場合のメリットを説明しています。また、班長会を年3回行い、自治会の役割などを共有しています。
自治会:会長の熱意も必要であると考えています。
市:市では、自治会の意義や運営方法などをまとめた「自治会活動マニュアル」を作成しています。市のホームページに掲載しているので、参考にしてください。また、本日のように自治会同士で情報を共有していただくことも重要です。

参加者の皆さんには、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
皆さんから寄せられたご意見などは、今後の施策に生かしていきます。

問合せ:総合政策課企画担当
【電話】(内線2236)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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