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自治体の皆さまへ

市長のまち探検 Vol.2~並木市長が地域経済を支える企業や事業所を紹介します。~

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埼玉県鴻巣市

■今回紹介するのは
岩崎電気株式会社 川里工場
所在地:鴻巣市赤城台362-26

今回市長が訪問したのは、川里工業団地内の“岩崎電気株式会社川里工場”です。LED照明や道路・トンネル付近の情報表示装置等を開発・設計・製造し、北海道から沖縄まで全国各地から注文を受けています。
創業以来、進化し続ける高度な生産技術やSDGsの推進等について伺いました。

◇製品の仕上げは手作業で
道路脇やトンネル入口にある『ゆっくり走ろう』『トンネル内作業中』などが表示された電光掲示板(情報表示装置)を皆さんも目にしたことがあるのではないでしょうか。それらは、この川里工場で製造されたものかもしれません。
製品は、精密機械による作業のほか、人の手による細かい作業での工程を経て造られています。機械に代えられない手作業での仕上げが、製品精度を高め、全国からの発注を受ける信頼と高品質を保持しています。

◇SDGsの取組を積極的に
「工場では、商品の開発から廃棄に至るまでの環境影響に配慮し、なるべく廃棄物を出さないようにするため、作業工程の改善を常に図っています」と石岡工場長。「環境対応形のUPS無停電電源装置(※)の製造において、国産電気自動車で使われたリチウムイオン電池をリユースすることで蓄電池製造時のCO2排出ゼロを実現し、SDGsに貢献しています。また、LED照明の製造を促進することで、従来の電力消費量の削減を図り、世の中の環境負荷の低減に積極的に取り組んでいます」とご説明いただきました。
(※)停電時に電力を供給する電源システムのこと

◇製品を通して社会貢献を
『私たちは生命、財産を守る製品を製造しています』という掲示が工場内に貼られています。社員の皆さんから「トンネルや道路灯の照明器具製品を通じて世の中を明るくしていきたい。そして、交通渋滞や交通事故を減らすことを意識して日々製造にあたっています」と、製品にかける熱い想いをお聞きしました。
「一般の家電とは異なり、市民の方に知っていただく機会は少ないかもしれませんが、昨年6月にオープンした大間近隣公園(大間見晴らしの丘)の公園灯の発光部は、実はこの工場で製造したものです」とのことでした。

◆市長コメント
光源開発のトップメーカーとして岩崎電気さんが世に送り出している製品の数々は、まさに[まち]と[未来]を照らす光となります。
私も、[まち]と[未来]を照らす市政運営に注力していきたいと改めて感じました。

問合せ:秘書課
【電話】(内線2014)

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