並木市長が企業や事業所、市民活動団体を紹介します。
今回紹介するのは「ユアサマクロス株式会社」
所在地:鴻巣市鎌塚1047
市長が訪問したのは、『ユアサマクロス株式会社』。コンテナハウス等のレンタル・販売のほか、防災倉庫の製造・販売、イベント制作・運営等をしています。
今回は、行田市内の第一センターを視察した後、市内の本社でお話を伺いました。
■会社の強みは対応力
会社の強みは、「お客様からの要望を断らないこと」と言う社員の皆さん。コンテナハウスは、窓・ドアを自由に配置でき、また、大きさも連結により自在に変えられます。そのため、発注元から当初の要望と異なる対応を求められることもあるといいますが、廣田社長は、「社内には『断らない文化』が浸透しており、お客様の課題に寄り添うために最大限対応しています。急に変更になるのは大変ですが、組み合わせを変えられるのがコンテナハウスの良いところです」と話してくれました。
■コンテナハウスの可能性は無限大
主力事業であるコンテナハウスのレンタル事業は、建設土木現場やイベント会場のほか、近年では離島でのオンライン診療や遠隔治療を可能にする医療実証実験にも参加しており、1月の能登半島地震では、医療向けコンテナハウスを運び入れ、被災地医療に貢献しました。
また、コンテナハウスにウッドデッキを乗せた〝テラスユニット〟や〝多目的ルーム付きのトレーラーハウス〟、コンテナハウス内でおむつ交換や授乳ができる〝ベビシェル〟など、モバイル可能なコンテナの特徴を活かし、様々な商品を揃えています。
新商品のベビシェルは、子育て中の社員の提案により内側の壁面を抗菌仕様にし、冷暖房完備で親子が快適に過ごせる工夫が施されていました。
■鴻巣は魅力的で住みやすいまち
さいたま市から鴻巣市に転入したという総務部の竹田さんは、「〝鴻巣市といえば免許センター〟のイメージでしたが、住んでみると、自然豊かで、花や花火などのイベントも充実し、魅力的なまちだと感じました。息子が野球をしていますが、スポーツ施設が充実していて予約も取りやすい。子育て世帯の転入が転出よりも多いというのも納得です」と話してくれました。
▽懇談を終えて
社名は、創業者が80年代に大人気だったアニメ「超時空要塞マクロス」のファンだったことから名付けられたそうです。このような遊び心をもった自由な発想は会社に引き継がれ、様々なアイデア商品が生み出されています。〝ベビシェル〟など、市内のイベントでの活用アイデアもたくさんいただきました。
SDGsに取組むユアサマクロス株式会社さんは、「こうのとりSDGsパートナー」として認定しています。来年一月にクレアこうのすで開催する「こうのとりSDGsフェスティバル」にブース出展いただく予定ですので、ぜひ皆さんご来場ください。
問合せ:秘書課
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