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いきいき健康生活

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埼玉県鴻巣市

■こどもの感染症が流行

Covid19感染症もやっと終息しそうな気配が感じられますが、こどもにとっては、コロナウイルス以外にもいろいろな感染症が流行しています。コロナ禍以前は、感染症の流行時期がある程度決まっていましたが、コロナ禍以降は流行時期が今までの常識は通じなくなってしまいました。
令和3年夏には、通常冬に流行するRSウイルス感染症が大流行しました。RSウイルス感染症は乳幼児の呼吸器感染症で、時に呼吸困難がひどくなり、入院治療が必要となる危険な疾患です。
令和5年秋以降は、通常12月頃から流行が始まるインフルエンザが10月下旬から増加の一途を辿り、学級閉鎖が多発したのは記憶に新しいところです。ほかにも、のどの痛みと発熱・頚部のリンパが腫れる溶連菌(ようれんきん)感染症や嘔吐・下痢・腹痛に加え発熱も伴うウイルス性胃腸炎、発熱・のどの痛みと目やにが出ることが特徴的なプール熱(アデノウイルス感染症)も同時流行しました。
いろいろな感染症が同時に流行している期間は、どの感染症にかかったかをきちんと判別し、適切な治療を受けることが大切です。それを考える上で、何よりお子さんの症状が重要な情報となります。判別するための検査は有用ですが、絶対必要という訳ではではありません。まずは医療機関で診察を受けて相談しましょう。
(鴻巣市医師会)

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