犯罪は、昼夜を問わず、全国各地で発生しています。
もしかすると、まさに今、犯人はあなたのわずかな隙を狙って、犯罪行為をしようと企んでいるかもしれません。
犯罪と一括りにいっても、強盗や侵入窃盗、特殊詐欺など、さまざまな手口があり、その手口は日々巧妙になっています。
もう一度、防犯対策について考えてみませんか。
■鴻巣市の犯罪発生状況
皆さんは、鴻巣市内で1日どれくらい犯罪が発生しているかご存知ですか。令和5年中に市内で発生した犯罪は、令和4年から133件増加して605件でした。1週間に約11件の犯罪が発生していたことになります。特に令和4年から増加したのが、自転車盗と侵入盗。自転車盗は約1.6倍、侵入盗に至っては約2.1倍の発生件数となっています。また、オレオレ詐欺などの特殊詐欺の被害額は、令和4年と令和5年を比較すると、約1,870万円も増加しており、大きな被害が発生しました。
今年に入ってからも、5月末までに前年同月比67件増加して282件の犯罪が発生し、侵入盗・自転車盗・万引きが高い件数となっています。
■防犯への意識を高めましょう
「自分が犯罪に遭うわけがない」心のどこかでそう思っていませんか。犯人はあなたのそういった心の隙を狙っています。
市内で起こる犯罪には、日々の生活の中での小さな習慣で防げるものもあります。「あの時きちんと鍵をかけておけば」「防犯対策をしておけば」と後悔しないために、侵入窃盗対策、子どもや高齢者を狙った犯罪などについて再確認しましょう。
◆令和5年刑法犯認知件数(犯罪率の低い順)
出典:埼玉県警本部資料
※人口は埼玉県推計人口(月報データ)令和5年4月1日時点
▽人口千人当たりの刑法犯認知件数埼玉県ランキング
・7位/40市
(令和4年 3位 ↓4位ダウン)
▽鴻巣市内の刑法犯認知件数
・605件
(令和4年 472件 ↑133件増)
▽法犯認知件数
・49,653件
(令和4年 41,983件 ↑7,670件増)
問合せ:自治振興課
【電話】(内線3115)
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