RSウイルス感染症とは、RSウイルスを原因とする呼吸器の感染症です。春から初夏にかけて感染が拡大し、これからピークを迎えるため注意が必要です。
■こんな症状がみられます
2~8日の潜伏期間を経て発熱、鼻水など風邪に似た症状が数日続きます。多くは、軽症で済みますが、肺炎など重い呼吸器症状を起こすことがあります。
■重症化リスクの高い人
・生後6か月以内の乳児
・基礎疾患を有する小児等
・慢性呼吸器疾患などの基礎疾患を有する高齢者
■治療と予防
現在、治療薬は、乳児に対しては発症を抑える薬がありますが、成人には特定の治療法はないため、基本的には対症療法が行われます。
RSウイルス感染症の感染経路は、接触感染と飛沫感染です。手洗いや、アルコール製剤による手指消毒に加え、日常的に触れるものをアルコールや塩素系の消毒剤等でこまめに消毒しましょう。
問合せ:健康づくり課
(【電話】543-1561)
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