▼里親制度とは?
埼玉県には、様々な事情で家族と一緒に暮らせないこどもたちが約1800人います。そのうちの4分の3人は、乳児院や児童養護施設などに生活しています。
各施設では、こどもと職員が愛着関係を築けるように、担当制や少人数制にするなど、様々な配慮や工夫がなされています。しかし、どうしても一人ひとりのこどもに十分な時間を割くことが難しいという構造的な制約があります。そんなこどもたちを、一時的あるいは継続的に自身の家庭の中で愛情深く育てる制度を「里親制度」といいます。
里親家庭では、こどもが24時間里親と一緒に生活することができるので、安定した愛着関係を築きやすく、こどもの健やかな育ちに資するといわれています。また、社会に出た後も、困ったときに相談できる大人が身近にいることが人生において大きな影響を及ぼすであろうことは、いうまでもありません。
▼里親の種類
▽養育里親
保護者のいないこどもや保護者に監護させることが不適当と認められるこども(要保護児童)を養育する里親
▽専門里親
要保護児童のうち、養育に関し特に支援が必要なこどもを養育する里親
▽養子縁組里親
養子縁組によって養親となることを希望する里親
▽親族里親
両親などの死亡、行方不明、拘禁などの理由で保護の必要があるこどもの扶養義務者の親族が養育する里親
▼里親制度に関心をもったら
埼玉県では、こどものニーズに応じた様々な里親を広く募集しています。里親に興味のある方は、以下のホームページをご覧ください。
〇県こども安全課
「里親制度のごあんない」【HP】
HPはこちら(本誌10ページにQRコードを掲載しています)
〇県さとおやこども広場【HP】
HPはこちら(本誌10ページにQRコードを掲載しています)
〇県里親フォスタリング事業(社福)同仁学院の問い合わせフォーム
問い合わせフォームはこちら(本誌10ページにQRコードを掲載しています)
(社福)同仁学院里親フォスタリング事業
【電話】042・980・7676
こどものニーズに応じた色々なタイプの里親さんが必要です!
問合先:こども支援課子育て支援担当
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