令和5年度、県内の児童相談所が対応した虐待相談の件数は1万7472件となりました。令和4年度(1万7213件)に比べ259件増えており、児童虐待に関する相談件数は増加傾向にあります。
▽児童虐待とは
・身体的虐待
殴る、蹴る、激しく揺さぶる、やけどをさせる、首を絞める、戸外に締め出すなど
・心理的虐待
否定的・差別的な言葉を繰り返す、無視、DVの目撃、こどもの面前でのけんか、他のきょうだいと差別的な扱いなど
・性的虐待
こどもへの性交、性的行為(教唆を含む)、性器や性交を見せる、ポルノ写真の被写体にするなど
・ネグレクト(養育の拒否・怠慢)
食事を与えない、入浴させない、登校させない、車や家に置き去りにする、こどもにとって必要な情緒的愛情に応えない、保護者以外の同居人等が虐待を行っているにもかかわらず放置するなど
▽迷わずご連絡ください
市では、複雑化する児童虐待の問題に、より専門的に対応すべく、子ども家庭総合支援拠点を開設しています。ケースワーカーや家庭児童相談員などが、関係機関と協力し、児童虐待や子育て相談などに対応しています。児童虐待により、こどもの命が奪われる悲しい事件は後を絶ちません。地域の方々の「目くばり」「気くばり」でこどもを虐待から救えます。
※連絡者の秘密は守られます。また、匿名でも構いません
▽児童虐待に関する連絡先
こどもの悲鳴が聞こえるなど緊急の場合は警察へ110番通報をお願いします。
・児童相談所全国共通3桁ダイヤル
【電話】189(いちはやく) ※24時間対応
・川越児童相談所
【電話】049・223・4152
・市こども支援課子育て支援担当
【電話】049・271・1111
▽子育てに困ったときの相談先
・児童・家庭総合相談窓口(こども支援課子育て支援担当)
【電話】049・271・1111
・保健センター
【電話】049・271・2745
問合先:こども支援課子育て支援担当
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