▼一人で悩まず相談を
4月は、進学や就職などで生活環境が大きく変わり、性犯罪・性暴力の被害に遭うリスクが高まる時期でもあります。
女性だけでなく、男性やセクシュアルマイノリティの方が被害に遭った場合、被害を申告しにくいという状況があります。加害者の7〜8割が顔見知りであるとの調査結果もあります。
望まない性的な行為は性暴力です。被害に遭った方は決して悪くありません。被害に遭った場合は、ためらわずに専門の機関に相談してください。
性暴力の情報を社会全体で共有し、性暴力をなくしていきましょう。
▼巧妙な手口に注意を
〇酔わせて性的行為を強要する問題、セクシュアルハラスメント、痴漢など
〇AV(アダルトビデオ)出演被害
モデル・アイドルなどの勧誘を受けた女性や、応募した経験のある女性が「聞いていない・同意していない性的な行為などの撮影要求」を受けたり、アイドルになりたい心情を利用するなどの、AV出演被害が起きています。
〇SNSを利用した性犯罪
SNSで知り合った相手から性的な自撮り画像を要求される、勝手に掲載される、なりすました相手から性暴力を受けるなどの犯罪が増えています。
〇レイプドラッグを利用した性犯罪
相手を抵抗できない状態にして性的行為をする目的で、睡眠薬などの薬物を飲食物に混ぜる性犯罪が増えています。
《主な相談先など》
・警察相談専用電話
【電話】#9110
・性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター
【電話】#8891
・性暴力に関するSNS相談「Cure time(キュアタイム)」
チャット、メール相談、外国語あり
内閣府の関連ページはこちら(本誌15ページにQRコードを掲載しています)
問合先:女性センター
【電話】049・287・4755
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