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大分県中津市

■人権の重みについて考える
丸岡忠雄さんには、自分の故郷をつづった詩集「ふるさと」があります。その中に、同和地区の人々の生活の苦しさ、就職の難しさなど、部落差別とその当事者の苦しみを詠んだ詩がたくさんあります。その一つを紹介します。

ふるさと (出典「詩集ふるさと」より)
“ふるさとをかくす”ことを
父は
けもののような鋭さで覚えた
ふるさとをあばかれ
縊死(いし)した友がいた
ふるさとを告白し
許婚者に去られた友がいた
吾子(あこ)よ
お前には
胸張ってふるさとを名のらせたい
瞳をあげ 何のためらいもなく
“これが私のふるさとです”
と名のらせたい

誰もが自分のふるさとは、生涯の生きる力となり、家族の思い出とともに心に温もりを感じさせてくれます。その“ふるさとをかくす”ことで自分を守らなければならない父の苦悩、「ふるさとをあばかれ縊死した友がいた」、「ふるさとを告白し許婚者に去られた友がいた」これほどつらく悲しいことがあってよいのでしょうか。さらに、「吾子」には、「胸張ってふるさとを名のらせたい」という痛切な叫び。憲法第14条には、「すべての国民は、法の下に平等である」ことが明記されているにもかかわらず、今なお結婚を妨げられたり、就職で不公平に扱われたり、インターネットで差別発言や差別落書などの人権侵害を受けたりする人が大勢います。私たちは、誰もが幸福で生きがいのある社会生活を願っています。人権とは、人間が人として本来持っている権利であり、すべての人が等しく幸せな生活を営むための基本的権利です。今一度、人権の重みについて、一人ひとりが考え、話し合ってみましょう。さらに、自分のまわりに「いじめ」や「人の心を傷つける」ような言動がないか考えてみましょう。

問合せ:人権・同和対策課
【電話】22-1229

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