入場無料・事前申込不要
明治の偉大な先覚者、至上無比の啓蒙思想家として名高い福澤先生は、慶應義塾を創設し、『学問のすゝめ』や『文明論之概略』など70冊以上の著書を残しています。福澤先生の論述は、文明論から政治論、外交論、経済論、社会論、教育論、道徳論など広大なフィールドに及びます。その中でも、地方自治を論じた『分権論』は明治10年に出版され、「政権は中央の政府に集合せざる可(べか)らず、治権は全国の各地に分たざる可らず、二権を併して集む可らず、又これを併して散す可らず」と集権・分権の秘訣を説きました。
演題:「福澤諭吉の地方『分権論』」
日時:2月3日(土)14時~16時
場所:小幡記念図書館
※中津城公園に駐車してください。小幡記念図書館駐車場は利用できません。
■講師プロフィール
小室正紀(こむろまさみち)氏 (慶應義塾大学 名誉教授)
1973年慶應義塾大学経済学部卒。博士課程を経て、同大学経済学部で経済史・経済思想史を教育研究。同大学経済学部教授、同福澤研究センター所長などを歴任。2015年より同大学名誉教授。専門は江戸時代経済思想史および福澤諭吉の思想。
問合せ:中津市自治研究センター
【電話】22-4109
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