■中津市長 奥塚正典
明けましておめでとうございます。
皆様には、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、旧年中は市政にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
今年の市政も、引き続き現場に出て、市民のみなさんの思いをしっかりと受け止め、「安心づくり」「元気づくり」「未来づくり」「連携・結集」の4つの柱で政策を進めてまいります。
安心づくりでは、災害に強いまち・ひと・地域づくり、妊娠から子育て期までの切れ目のない支援、市民病院を核とした医療体制の確保など、市民の暮らしを支えるとともに、互いを尊重し支え合う共生社会をめざします。
元気づくりでは、地場企業支援や企業誘致、女性の起業や働きやすい環境づくりの支援、山国川上下流域をつなぐ観光振興など、経済と地域の活性化に取り組みます。
未来づくりでは、生涯を通じて自ら学ぶ「学びたいまち」の推進、DXの推進、2050年ゼロカーボンシティの実現など、環境を守りつつ利便性を向上し、「人財」が輝くまちをめざします。
連携・結集では、国、県、大学、企業、市民の皆様と共に、中津の力を結集して取り組み、住民サービスの向上を図ります。
課題は山積みですが、ふるさと中津の発展に向けて、一歩一歩着実に歩んでまいります。
今年は、地域高規格道路中津日田道路の田口IC〜青の洞門・羅漢寺ICが開通します。交通アクセスが向上し、多くの人が訪れると期待しています。
7月には、新紙幣が発行されます。中津の偉人・福澤諭吉先生の功績を後世に伝える「不滅の福澤プロジェクト」をさらに推進し、中津から全国に情報発信します。
結びに、皆様のご健康とご多幸をお祈りして、年頭のごあいさつといたします。
■中津市議会議長 相良卓紀
あけましておめでとうございます。
市民の皆様には、健やかに令和6年の新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日頃から中津市議会の活動に対する温かいご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
改選後の臨時議会において議長に就任して7か月になりますが、より身近な議会、開かれた議会の実現を目指し、議会運営に努めてまいりました。年頭にあたり、中津市のさらなる飛躍のために、誠心誠意その職務を全うすべく決意を新たにしております。
昨年を振り返りますと、私たちの生活が大きな変化と困難に直面した一年でした。7月の記録的な大雨により、住宅や道路、橋梁、農林水産業など各地域で甚大な被害が発生しました。市議会といたしましても、市民の安心と安全を確保することを最優先の課題として、復旧・復興に全力で取り組んでいます。今後も皆様の声に耳を傾け、執行部に対し必要な支援策や施策を求めてまいります。
また、中津市の将来に向けて、市民の皆様とともに新たなビジョンを描くことも重要です。中津の魅力や特色を生かしたまちづくりや産業振興、環境保全や防災対策、教育や福祉など、様々な分野においての政策を議論し、「夢と希望の持てる中津市づくり」に向け、市民と行政と、そして私たち議会が「オール中津」で取り組んでいかなければならないと思っています。
二元代表制の一翼を担う市議会として、市民の皆様の負託に応えるべく、中津市の更なる発展に向け、中津市議会が一丸となって邁進していく所存でございます。なお一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
中津市にとりまして、新しい年が活力にあふれ、市民の皆様が笑顔で暮らせる素晴らしい年になりますよう心よりご祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
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