■展示会に誘われて…着物の次々販売に注意
◇事例
一人暮らしの母親が、呉服店から展示会に誘われ、次々と高額な契約をしていることがわかった。購入した着物やジュエリーなどは、ほとんど未使用の状態でタンスにしまってある。毎月のクレジットカード会社への支払額が総額30万円を超えていて、年金収入だけの母親にはとても支払えない。母は腰が曲がっていて着物を着られる姿勢ではないし、必要でもなかったが、断れず契約していたようだ。解約したい。(60代)
◇アドバイス
・見るだけでいいからなどと着物の展示会に誘われ、断り切れず次々と着物などを購入させられ支払いに困っているという相談が寄せられています。
・展示会などに行ってしまい強引な勧誘をされても、必要なければきっぱりと断りましょう。断る自信がなければ誘われても行かないことが最善です。
・高齢者が次々販売などの被害に遭ってしまうと、生活が困窮するなど日常への影響が大きくなります。家族や周囲の人は、日ごろから高齢者の自宅に不審な書類や商品がないか、様子がおかしくないかなど、気を配りましょう。困ったときは、中津市消費生活センターにご相談ください。
■今月の消費者問題法律相談(※要事前相談)
多重債務や消費者の契約トラブルなどの相談に弁護士が無料で応じます。
日時:12月18日(水) 13時30分~15時30分
場所:市役所(3階市民安全課にお越しください。)
問合せ:中津市消費生活センター
【電話】22-1120
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