2024.12.21(土)→2025.2.9(日)
場所:中津市歴史博物館
開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
※12月29日(日)~令和7年1月3日(金)は休館です。
観覧料:一般300円、団体100円(20人以上の場合)、中学生以下無料、障がい者割引有
後援:慶應義塾
福澤諭吉は著書「学問のすゝめ」において、近代化には国民が実用の学問を学び、身分差別をなくし、個人と国家が独立することが重要であると説きました。福澤の学問への姿勢は長崎での蘭学修行や適塾、欧米での経験によるところが大きいですが、少年期に中津藩で学んだ漢学の素地も見逃すことはできません。中津では藩校・進脩館で漢学中心の教育が行われ、一方で渡辺重名・重春らの国学、前野良沢・神谷源内・村上玄水が牽引した蘭学、近代化を担った人材を育てた中津市学校での洋学など、多様な学問が花開きました。奥平家の庇護によって、学者たちは江戸や京都で学び、学者・文化人間のネットワークを形成し、幕末になると、藩士の思想に大きな影響を与えました。本展覧会では福澤諭吉や近代までつながる中津の学問の系譜を、著作や蔵書、書画作品などから紹介します。
◆関連イベント
▽記念講演およびディスカッション「中津の学問-漢学×国学」
日時:12月22日(日) 13時30分〜16時30分
場所:新中津市学校
登壇者:
・一戸 渉(いちのへわたる)氏(慶應義塾大学斯道文庫教授)
・吉田 洋一(よしだよういち)氏(久留米大学文学部教授)
定員:70人(要事前申込)
▽江戸時代の教科書に触れよう!〜和装本ワークショップ〜
日時:令和7年1月25日(土)
(1)10時〜11時
(2)14時~15時
場所:中津市歴史博物館
定員:各回10人(要事前申込)
※小学生以下は保護者同伴
▽ギャラリートーク
日時:令和7年1月26日(日)、2月9日(日) いずれも11時~12時
場所:中津市歴史博物館 展示室内(要入館料)
▽福澤諭吉の字を書こう!「独立自尊」書初め
期間:令和7年1月4日(土)〜12日(日)
場所:中津市歴史博物館
問合せ・申込先:中津市歴史博物館
【電話】23-8615
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