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大分県内すべての119番通報が「おおいた消防指令センター」に一元化されます

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大分県中津市

あらゆる災害から住民の安全・安心を守るため

■10月から本運用開始
中津市を含む大分県内14消防本部は、10月から大分市の「荷揚複合公共施設」内に設置する「おおいた消防指令センター」で、119番通報などを受信する消防指令業務の共同運用を開始します。これにより、大分県内のどこから通報しても「おおいた消防指令センター」につながることになります。通報を受けた「おおいた消防指令センター」は、各消防本部が管轄する消防車、救急車に出動指令を掛けるとともに、通報内容の情報を共有します。
近年の激甚化、大規模化する災害に対応するため、広域的な連携、協力体制を構築していきます。
「おおいた消防指令センター」では、災害現場映像の受信や、防災関係機関との連携を強化するため、最新の技術を駆使して、あらゆる情報を収集できるシステムとなっています。こうした指令業務を県内で一元化し、情報を集約することで、迅速に災害の対応ができます。
7月から、県内各消防本部の119番回線を「おおいた消防指令センター」に順次切り替える予定です。

■新たな通報機能の追加
新たに映像通報機能が追加されます。これは、通報者と「おおいた消防指令センター」間でライブ映像によるコミュニケーションを図る機能です。
通報者のスマートフォンを利用して、ビデオ通話を行いながら、現場の状況を送信してもらうことで、必要な隊やドクターヘリなどを迅速に現場投入でき、効果的な現場活動につながります。

■おおいた消防指令センターQandA
Q 災害場所や救急要請場所の特定が難しくなりませんか?
A 「おおいた消防指令センター」には、最新のシステムを導入し、あらゆる情報から位置を検索できる機能を備えていますので迅速に災害場所を特定することができます。

Q 消防車や救急車はどこから出動するのですか?
A これまでどおり中津市消防署・耶馬溪分署・東部出張所から出動します。

■荷揚複合公共施設(大分市)
この施設は耐震・免震構造を備えた鉄筋鉄骨コンクリート造7階建てです。「おおいた消防指令センター」は、この施設の4階に入り、あらゆる災害に対応でき、業務継続が確保されます。

■災害対策・情報共有
防災部局との連携を強化し、映像や画像によるスムーズな情報共有を図ることで、大規模災害時における被災状況の把握や緊急消防援助隊の要請などの速やかな対応につなげます。

■現場映像
県内で発生した災害現場の映像を収集することで、迅速な災害対策や、相互応援体制の早期判断ができる体制を構築します。これにより、市外への応援などが、迅速に行えることになります。

■NET119
聴覚や言語機能に障がいがある人が携帯電話やスマートフォンからインターネットを利用して119番通報を行うことができます。利用するには、事前に登録が必要です。

問合せ:中津市消防署 通信指令室
【電話】22-0001

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