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つなぐ 中津市長 奥塚 正典

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大分県中津市

■これからです福澤先生
7月3日、一万円札の肖像であった福澤諭吉先生の最終製造の一万円札を日本銀行植田和男総裁から直接本店でいただきました。福澤記念館には、昭和59年の第1号券と肖像はそのままデザインが変わった平成16年の第1号券が展示されてきました。新たに最後の一万円札が加わり、記念となる日本銀行券が3枚並ぶことになります。
同日、新紙幣の肖像となった渋沢栄一翁の出身地深谷市と東京証券取引所で引継式を行いました。福澤、渋沢は共に日本の近代化の立役者で人材の育成に熱心であったことから、両市で子供がオンライン授業で学び合う教育交流を始めました。何といっても40年にわたる肖像採用は福澤の歴史的価値をさらに高め、その先見性ゆえに「先が見えすぎた巨人」と言われる偉人は、様々な課題を持つ現代や未来に解決を導く光を放ち続けるでしょう。
中津市では「不滅の福澤プロジェクト」が進行中。5月にオリジナル記念切手を発行。6月には先生の玄孫(やしゃご)(孫の孫)福澤克雄監督の講演会。「半沢直樹」など数々のテレビドラマをヒットさせた実力者、昨年、原作・演出の「VIVANT」は世界を舞台に視聴者をワクワクさせ続けた監督渾身の大成功作です。身長190cmの元ラグビー日本代表選手、ものに動じず新分野を開拓挑戦しやり遂げる姿と若者や家族への思いは「まず獣身を成して後に人心を養う」と唱えた福澤先生を彷彿させます。同番組出演の元力士俳優富栄ドラムさんとのトークショーも拍手喝采でした。10月には現在猛練習中の市民ミュージカル「人誰か故郷を思わざらん~福澤諭吉翁物語~」が公演されます。
福澤先生を知れば知るほど「不滅の福澤」の意義が深まります。福澤という宝を持った中津市、「学び」をキーワードに元気あるまち中津に再スタート!

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