地域猫(TNR)活動は、野良猫の乱繁殖による不幸な猫の増加を抑制するために、その地域内で野良猫であることが確認された猫を地域のみなさんで保護し、不妊・去勢手術を行ったうえで地域に帰す取組みです。市では「さくら猫プロジェクト」として実施していて、現在60団体が地域で活動中です。
さくら耳は「この猫を地域のみなさんで大切にお世話している」証です。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■TNR活動とは?
[Trap]
箱わなで野良猫を保護
↓
[Neuter]
不妊・去勢手術の実施
↓
[Release]
地域に帰す
■野良猫への無責任な給餌はやめましょう!
無責任な給餌は野良猫をむやみに繁殖させ、お世話の行き届かない不幸な猫を増やし、周囲の生活環境も悪化してしまいます。給餌をするからには責任を持って飼育をしなければいけません。
「地域の野良猫がかわいそう。でも、何をしてあげればいいかわからない」と1人で抱え込むより、お近くのみなさんで一緒に地域猫活動をやってみませんか。
さくら猫プロジェクトでは地域の承諾のもと、給餌やトイレのルールを決めて野良猫のお世話をみなさんでしていただきます。プロジェクトでお世話している野良猫はおおいた動物愛護センターで不妊・去勢手術を無料で受けることができます(受け入れできる頭数に限りがあります)。
■いま猫を飼われている人へ
飼い猫を屋外飼育すると近隣に糞尿の被害などをもたらす恐れがあるほか、地域猫と区別がつかずさくら猫団体での管理が困難になってしまいます。病気の感染や思わぬ繁殖、交通事故の被害を避けるためにも、飼い猫は屋内で飼育しましょう。
問合せ:
市環境政策課【電話】62-9072
県北部保健所衛生課【電話】22-2210
<この記事についてアンケートにご協力ください。>