◆財政運営(普通会計)
▽基金残高推移
基金(町の貯金)は法律や条例に基づいて設置されるもので、特定の目的のために活用することができます。九重町には普通会計に24の基金があります。令和4年度末で約65.5億円となっています。
▽基金残高(年度末現在高)
※万円未満四捨五入のため、合計が一致しない場合があります。
財政調整基金については、突発的な災害等への対応も考慮して、標準財政規模の30%程度(約12億円)を目途に積立てを行ってきました。令和4年度は取崩しを行なったものの、前年度決算積立により昨年度より4,646万円程度増額しています。
減債基金については、令和2年7月豪雨災害における災害復旧事業や防災行政無線デジタル化事業等の大型事業への借入への償還において一般財源が圧迫しないよう余剰財源を活用した積立てを行いながら、適切に運用していきます。
町有施設整備基金については、今後老朽施設の長寿命化対策に多大な財源が必要となることから、個別施設計画の策定を行い、適切な基金運営を図っていきます。
▽地方債残高推移
地方債(借入金)は後年での負担する公債費(借金返済)の増加を抑制するため、国の財政措置のある有利なものに限り発行し、残高の抑制に努めています。残高は令和4年度末で約50.6億円です。
▽事業別地方債残高
※万円未満四捨五入のため、合計が一致しない場合があります。
◆特別会計
特別会計は、九重町が特定の事業を行う場合、その事業で得られる収入を財源として支出するため、一般会計とは別に経理を行う会計です。
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