冬はインフルエンザや感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)の感染症が流行する季節です。冬になって気温が下がると換気のために窓を開けるのが難しくなったり、水が冷たくなって手洗いの徹底が難しくなったりするなど、感染対策が不十分になるおそれがあります。感染拡大を防ぐために、冬も引き続き感染対策に取り組みましょう。
◆基本的な予防策
▽こまめに手洗い・うがいとマスク着用
手洗いは、外出後、トイレの後などこまめに石鹸を使って30秒以上かけて指先や指の間までしっかりと洗いましょう。咳エチケット、場面に応じたマスク着用をしましょう。
▽換気と加湿
暖房を入れてある程度部屋を暖めてから、可能な限り2方向の窓等を開け、換気を行いましょう。暖かい空気は冷たいほうへ逃げようとするので、冬場は小さく窓を開けるだけでも空気が流れやすく5分以下の換気でも効果的です。加湿器などを利用して、適切な湿度(50~60%)に保ちましょう。
▽生活習慣を改善
バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠、歯磨きなどで口の中の清潔を保つなど規則正しい生活を送って、からだの抵抗力を高めましょう。
▽予防接種
新型コロナ・インフルエンザは、ワクチン接種(予防接種)により重症化を予防することが、ある程度可能です。高齢者や基礎疾患のある方は、特に接種をおすすめします。
・新型コロナワクチン→ワクチン対策室【電話】0973-76-3870
・インフルエンザ→県内の医療機関にご確認の上、接種してください。
▽感染拡大防止!
少しでも体調に異変を感じたら、ちゅうちょせずに休みましょう。かかりつけの医療機関がある場合は、まずはかかりつけ医に相談しましょう。かかりつけの医療機関がない場合は下記の相談窓口に相談しましょう。診療時間内に早めの受診をお願いします。
・コロナ発熱・受診相談ダイヤル【電話】097-573-3015
・こども救急電話相談【電話】#8000
・24時間通話無料「ここのえ健康ダイヤル」【電話】0120-511-658
*体調不良時の自宅検査キット・療養のための医薬品や食料等早めに準備しておきましょう。
◆HPVワクチン接種のお知らせ
HPV(ヒトパピローマウイルス)は女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスで、子宮頸がんの原因とされています。ワクチン接種は感染を防ぎ、がんにならないための手段です。子宮頸がん・HPVワクチンなどについて、詳しくは二次元コードをご覧ください。
接種対象:
(1)小学6年生~高校1年生相当の女子
(2)誕生日が平成9年4月2日~平成19年4月1日までの女性で、過去にHP5.ワクチンの接種を合計3回受けていない方(キャッチアップ接種)
料金:無料(公費負担)
お問い合わせ:保健福祉センター
【電話】0973-76-3838
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