就任のごあいさつ

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九重町教育長　時松　栄子

3月17日、九重町議会の承認を得、4月1日に町長より辞令をいただき教育長に就任いたしました時松栄子です。就任にあたりご挨拶を申し上げます。
私は、玖珠町立森中学校からスタートして、3月末に九重町立ここのえ緑陽中学校を退職するまで32年間教職員として勤めて参りました。特にここのえ緑陽中学校では主幹教諭として1年、教頭として2年、校長として3年間お世話になり、貴重な経験をさせていただきました。昨年は開校10周年を迎え、記念行事を開催し10年の歴史を振り返りました。開校から10年、多くの方に支えられ、多くの方の期待を背負った中学校であることを再認識し、まさに「ここのえ学園」の、すべての町民で町の子どもたちを育てるという考え方を体現いたしました。
さて、九重町は、令和4年に策定した「九重町第5次総合計画」で町の将来像を「未来へつなごう!豊かなこころと癒しの自然～みんなでつなぐ未来へのバトン～」としました。これを受けて定めたまちづくりの基調の一つに「こどもたちの夢を育み、希望をかなえるまち」とあります。子どもたちが夢を育み、希望をかなえるためには、子どもたちに未来を切り開くための力をつけていかねばなりません。そのために一人一人を大切にした教育活動を展開し、未来を見据えた「豊かな心・確かな学力・健やかな体」をバランスよく育み、「生きる力」の育成に取り組んでいきます。
コロナ禍で制限されていた活動も、元に戻りつつあります。この間学びを止めないように工夫してきたことや、本当に必要なものの取捨選択等、学んできた知見を活かし、九重町の学校教育、社会教育の推進に努め、日野町政の発展となるよう最善を尽くしてまいります。皆様のご理解、ご支援をお願い申し上げます。