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≪特集≫国際交流しています!ここのえ緑陽中学校

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大分県九重町

ここのえ緑陽中学校は、令和元年度から台湾の大灣(だいわん)國民中学校、鳳山(ほうざん)國民中学校と姉妹校提携を行っています。
新型コロナウイルス感染症の影響で生徒の行き来ができませんでしたが、今年3年ぶりに台湾の中学生が緑陽中を訪れました。また、12月には緑陽中からの訪問団が両校を訪問する予定です。

◆姉妹校提携までの経緯
平成29年3月に九重町は台湾の3都市に教育旅行(日本でいう修学旅行)のセールスを行い、台湾各都市から高校の先生や教育局の職員などが本町に視察に訪れました。この頃から台湾から大分県への教育旅行訪問は増えており、その中で大灣國民中学校から学校交流の話をもらいました。
その後、平成30年1月には教育長や緑陽中学校校長が大灣國民中学校を訪れ、学校交流と姉妹都市提携に向けた想いを確認、また、鳳山國民中学校からも同様の話があり、12月には緑陽中訪問団が両校を訪問しました。令和元年10月には大灣國民中学校、鳳山國民中学校両校の校長・生徒が交流に訪れ、12月に第2回の緑陽中訪問団が現地を訪問し、姉妹校提携の調印を行いました。

◆台湾の概要
台湾は、九州の8割程度の面積に九州の1.5倍ほどの人が住んでいます。
気候は、梅雨などもあり日本に近い気候ですが、沖縄より南に位置しているため1年を通して暖かく、夏が長く冬が短いのが特徴です。
主な産業は、世界一のシェアを誇る半導体等のIT産業が盛んで、子どものなりたい職業としても人気が高いです。

Q.大灣國民中学校、鳳山國民中学校は台湾のどこにありますか?
A.台湾の南部にある高雄市に両中学校は立地しています。高雄市は新北市、台中市に次ぐ3番目の人口を有しており(首都台北は4番目)、台湾最大の貿易都市です。

Q.台湾の学校の特徴は?
A.台湾の義務教育は、日本の小学校に相当する6年制の「国民学校」と日本の中学校に相当する3年制の「国民中学」があり、日本と同じような進学制度となっています。一方で、新学期は9月から始まり、6月に卒業式を迎えるという日本とは違う特徴もあります。
また、台湾は英語教育に早い段階から力を入れており、平成13年から小学校の必修科目としています。

新型コロナウイルス感染症流行時は、行き来が出来なかったため、緑陽中学校からクリスマスカードを贈ったり、大灣國民中学校、鳳山國民中学校から旧正月を祝う「対聯」をもらったりなど交流を続けていました。
対聯(ついれん)とは…門の両脇に飾る伝統的な台湾の装飾で、贈られたものは旧正月用で干支と縁起のよい言葉が描かれていました。

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