熱中症は、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく屋内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い日・日差しが強い日・風が弱い日、体が暑さに慣れていない時は注意が必要です。
◆自分で気づくサイン
汗がふいてもふいても出てくる、めまい、筋肉のこむら返り、手や口のしびれ、脈が速い、体がだるい、頭痛、吐き気
◆他の人が気づくサイン
顔が赤い(顔色が悪い)、暑そう、意識がない、言動がおかしい、けいれんしている、嘔吐している、まっすぐ歩けない
(1)のどが渇いていなくてもこまめに水分をとりましょう
(2)暑さを避けましょう
・11時~15時頃の暑い時間帯の外出を控え、日傘や帽子を活用し外でもなるべく日陰
(3)室内温度が28℃、湿度70%を超えないように調整しましょう
・扇風機やエアコンを上手に使う
・カーテン等で直射日光を防ぎ、風通しを良くする
(4)暑さに負けない体をつくりましょう
(5)声をかけ合いましょう
・家族やご近所同士で、「水分とってる?」、「少し休んだほうが良いよ」など
◆熱中症一時休憩所で休憩をとりましょう
7月~9月の間、下記の場所で「熱中症一時休憩所」を設置しています。
・九重町役場
・保健福祉センター
・隣保館
・文化センター
・九重町図書館
・各地区公民館(東飯田・飯田・野上・南山田)
熱中症予防を目的とした休憩所ですので、「ちょっと一休み♪」にご活用ください。
◆令和6年から熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)の運用が始まりました。
発表された場合は、不要不急の外出や運動を控え、冷房が効いた室内で水分をこまめに取るなど、個々人で熱中症予防行動を実践する必要があります。
お問い合わせ:保健福祉センター
【電話】0973-76-3838
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