『2024年度 第1回なるほど“ザ”人権講座』
今年度もなるほど“ザ”人権講座が始まりました。子ども達が日ごろから学習している部落差別を中心とした人権問題について、学びを共有し、PTA活動や家庭教育につなげていくことがねらいとなっています。受講生はこども園・小・中PTAの保護者で、実行委員含めて50名ほどです。全5回の講座を通して学習を深めていきます。毎回講演の後にはグループ討議の時間を設け、学びの深まりを図っています。
それでは今年度も、講座内容や受講生の声などをこの「心の扉」のコーナーで紹介させていただきます。
第1回の講座では「人権を学ぶことは自ら心豊かに生きること」と題して、佐藤明郎さんを講師に招きました。講座終了後のアンケートでは、以下のような記述がありました。(一部抜粋)
・今でも部落差別で命を落とす人がいるというのは悲しいことだと思います。
・自分の中でも周りと比べたり、子供の事でも比較したりする事がある。
・昔、親がなるほど“ザ”人権講座に参加していたことを思いだしました。寝た子を起こすな論について、家に帰ってきて話したことがありました。
・九重町に差別がないのは、このような講座のおかげで成り立っているのを知りました。続けていく事が大切なのだと思いました。
・言葉にすることがむずかしい内容ではあるが、どうにかしなければならないという思いは強くある。
・日常で子供たちを比べて差別をしているのでは?と考えさせられました。
紙面の都合上、詳細について掲載することができませんが、ご質問等がございましたら、社会教育課(【電話】76-3823)までお問い合わせ下さい。
社会教育課
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