高血圧や不整脈(心房細動)は自覚症状が現れにくいといわれています。しかし、そのままの状態で放置しておくと、ある日突然、脳卒中や心臓病などの命に関わる病気を引き起こすことがあります。心房細動は、自分で脈をチェックすることで、見つけることができます。高血圧と心房細動の早期発見、早期治療を行うことで、これらの重篤な病気の発症を予防することができます。まずは家庭での血圧測定、脈拍チェックの習慣をつけましょう。
◆脈の測定方法
(1)人差し指、中指、薬指の3本を手首に当て、手首の親指の付け根の骨の内側で、脈がよく触れるところを見つけましょう。
(2)15秒ぐらい脈を触れて、脈の速さやリズムが規則的かどうかを確認しましょう。
※脈拍数が1分間に100回以上である場合やリズムが不規則な場合は、心房細動かもしれません。かかりつけ医に相談しましょう。
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