身近なまちづくり活動と自治基本条例

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日田市では、市民や議会、行政などがそれぞれの役割を果たしていくための基本的なルールとして、「日田市自治基本条例」を制定し、「市民一人ひとりが誇りを持って、安心して幸せに暮らすことができる、市民主体のまちづくり」の実現を目指しています。今号では、取組事例の一つとして、令和4年度に行われた「日田市文化財保存活用地域計画ワークショップ」を紹介します。

■日田市文化財保存活用地域計画とは
日田市の多様な文化財を総合的に調査・把握した上で、まちづくりや観光などの他の分野とも連携し、総合的に文化財の保存・活用を進めていくためのアクションプラン(目標を達成するための「行動計画」)です。
ワークショップでは、行政で把握しきれていない文化財(地域の宝)を市民の皆さんと一緒に掘り起こすとともに、その魅力を再発見しながら、文化財の保存・伝承・活用について意見交換を行いました。

■参加者の意見
・文化財や保存技術は、見る機会や聞く機会がないと、人々はどのようなものか分からず、失われてしまう
・安心して行事を行うためには、地域コミュニティのつながりが重要である
・祭りに参加し、精神的充実感や成功体験を味わうことで、継続的な参加につながるなど

身近なまちづくり活動は、市民を主体としたまちづくりにつながります。地域の歴史や文化に親しみを持つ、地域で行われる伝統行事や文化財の清掃活動に参加する等、できる範囲で参画してみませんか。
今後も、市民参画、協働、情報共有の取組事例を通じて、自治基本条例のことを紹介していきます。
日田市文化財保存活用地域計画の詳細は、市ホームページ(本紙右記二次元コード)をご確認ください。

問合せ：
地方創生推進課創生企画係【電話】22-8223(市役所6階)
文化財保護課文化財管理係【電話】24-7171(市役所別館2階)